異文化コミュニケーション/外国人IT技術者と信頼関係編③

(2009年07月23日)劉 暁燕 
コラムカテゴリ:異文化コミュニケーション

皆さん、日々人間関係で悩まされていますでしょうか?
また、国境を越えてどうやって相手と信頼関係を作れるか
悩んでいる部下と悩まされている上司は多いのではないでしょうか。
今回は異文化コミュニケーションの中でどうやって外国人IT技術者
と信頼関係を作れるかについて話して行きたいと思います。

3.忙しいプロジェクトマネーシャーと信頼関係ができていないです。

どこの国でもその相手の言っていることが本当だと思う、
その相手本人のことを感じても大丈夫だと思う、という相手
に対する信頼があれば、相手の言うことを受け入れるものです。
その信頼性をいかに高めるかという観点で、頻繁に接触をもつ
という方法が役に立ちます。具体的に言えば、普段からどうでも
いい会話や相談を頻繁にしておくのです。

心理学でザイアンスの単純接触効果というものがあります。
これは、人は接点が増えると親近感が増やしていくというもので、
何度も同じ顔を見ているうちに、その回数に比例してその人に対する
感度がアップするということがわかっています。接触回数が増えると、
親近感を持つだけではなく、相手のことを良く知るようになります。
仕事の進め方や考え方はすぐに見えてきますし、お互いのプライベート
な事情まで、時には知ることもあるでしょう。

相手のことをしれば知るほど、人として信用できるかどうかの
判断ができるようになります。そんな過程で相手から信頼を得られれば、

「お願いがあるんだけど」

といった段階で、内容を聞かずに

「いいよ」

と答えてくれるようなこともありますよね。

もちろん、それはあくまで自分が信用できる人物と判断されれば、
の話です。確かに現在のPJマネージャーは内部でPJマネジメント
を担当しつつ、顧客先でのコンサルタント業務も行うマネーシャー、
企画・設計の高度な技術・知識を発揮する必要のある仕事をしながら
同時にPJの管理も行うマネーシャー、といった姿がその代表的なものです。

部下とのコミュニケーションに充分な時間をとることのできない管理者の下では
外国人IT技術者の高度な活用は困難にならざるを得ないのではないでしょうか。
日頃の付き合いで信用が得られない人が、普段からどうでもいい相談をしておきますと、
人が説得される最も大きな理由の一つだと思われます。

信頼関係というのは、普段から作れるものですね、皆さん、如何でしょうか?
何か気づきがありますでしょうか。


 

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