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事業会社vsコンサルティングファーム 選考フロー徹底比較!

書類審査、面接、内定という流れは同じでも、具体的な評価基準やスケジュール感は大きく違う。
選考段階別に事業会社と比較して、コンサルティングファーム転職の特徴を知っておこう。

フローの違い
書類審査
事業会社 コンサルティングファーム
履歴書や職務経歴書に記載された応募者の業務経験や専門キャリアから「採用に値するか」が判断される。採用担当者が「会ってみたい」と感じる魅力的な内容をアピールできれば次のフローである「面接」に進むことができる。 クライアントへ提案書や会議資料の提出を主な仕事としている業界だけに、書類作成レベルは相当なものが求められる。内容以前に、特に意識すべきなのは「文章の構造」だ。『アピールすべき内容を、構造的な文章で、分かりやすく、簡潔に書かれているか』という点に注目する。もちろん、内容だけでなく見た目の読みやすさも重要だ。なかには職務経歴書に加え、志望動機書や小論文の提出を求めるファームもあり、書類審査のハードルは非常に高い。
面接
事業会社 コンサルティングファーム
まず企業に貢献できるだけのキャリアやスキルがどれだけあるかを重視する。さらに「キャリアに対する考え方」から長期勤続可能かどうかも見極められる。「なぜ当社に?」という志望動機、パーソナルスキルなどから総合的に合否を判断する。 すでに書類審査で確認済みのキャリアやスキルの内容は、あまり重視されない。論理的思考力をチェックするために、正解のない「ケーススタディ型面接」に時間が割かれることも多いため、面接者個人に対する質問内容は2~3つと少ないのも特徴だ。「なぜコンサルタントになりたいのか?」「どんな仕事をしてきたのか」など基礎的な質問が中心となる。ケーススタディ型はもちろん、これらの回答にもロジカルに答えることが求められる。
内定まで
事業会社 コンサルティングファーム
ポジションと採用人数がハッキリしている事業会社の場合、相対評価がほとんど。たとえ採用基準に達していると判断されても、他の応募者の面接が終わるまでに内定は出せないため、企業側の意志決定に時間がかかる場合も。 ファームの場合は絶対評価。ポジション枠はあってないようなものなので、面接官が「この人は優秀だ」と判断すれば、即採用という場合もある。ただし、書類審査から内定に至るまでの期間は事業会社に比べてかなり長い。面接官となる現場コンサルタントのスケジュールが抑えにくいという理由から、最長で面接と面接の間が1カ月近く空くこともあり、余裕を持ったスケジューリングが必要だ。人材紹介サービスなどを利用することで、より効率良く進む可能性も。
論理性アピールのための傾向と対策を知っておこう

論理的思考力をアピールする場、と言っても過言ではないコンサルティングファームの面接。事業会社とは評価基準がまったく異なるので、面接官の傾向と対策を把握した上で、効果的に伝えるためのテクニックを磨くことが大切だと、荒木田氏は話す。「まず、結論から簡潔に話すこと。コンサルタントはダラダラとした長話を嫌います。『一言で言うと○○です』と答えられればベストでしょう。もちろん、論理が飛躍せず、明確な根拠が示せることも重要です」
仮説思考や提案といったスタンスが徹底されているコンサルタントには「どうしてそうなのですか?」という単純な質問もNG。なにより自分の意見を持つ姿勢が求められると言う。
「たとえ限られた情報しかなくても、これまでの幅広い知識の中から方向性を導きだすなど、プロとして立ち居振る舞うのがコンサルタント。『仮説=前提が○○ならば、私の意見はこうです』と言えるようにしてください」
また、コンサルタントは常にクライアントを説得する立場にある。否定的な言葉や反論を喜ぶ姿勢も持つべきだ。
「面接での意見の否定は、面接者を否定しているのではなく、議論する力をチェックしているのです」

こんなトコにも要注意!選考&採用の裏事情
  • コンサルティング業界は入れ替わりの激しい業界だ。実は面接官自身、いつ辞めるか分からないという場合も多いため、長期勤務に対する期待値はそれほど高くない
  • IT系ファームでは「素直」「謙虚」「気遣い」といった人間性は、事業会社に比べてプライオリティが低い。ただし戦略系では態度や話し方から人間性を見られているので要注意だ
  • 新しいプロジェクトに参画した瞬間から、その道のプロの立場。コンサルに短期の学習能力は欠かせない!
  • 今やMBAを取得しているだけで即採用とはならない。ただし、MBAにかける時間やお金から向上心を買われることも。
  • どんなに論理的でも、服装は大切。誰もヨレヨレのスーツを着たコンサルタントに経営戦略を任せたいとは思わない。

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