SEに必要な基本スキル その2 『説明力1』

こんにちは。

今日は、説明力について、お話します。

SEをしていると、色々なシーンで説明する必要があると思います。

設計書のレビューや、システム完成後のユーザレビューなどなど。


私もSEをしていたので感じるていたのですが、エンドユーザと話しをすると

今一話が伝わらないと言うシーンが良くありました。

でも不思議なことにSEと同じ話しをすると普通に通じるのです。


SEはあるテーマがあると、頭の中で話しを展開して結論だけを話すケースが多く、

そうすると、その話しを受けたSEも同じように、頭の中で展開して、結論だけを

話してくるのですが、SE同士だと、なぜか内容は通じているのです。

ですが、SE以外の人と話しをすると通じない。。。

そんなシーンは良くありました。


しかし、エンドユーザと話しをするには、SEだけではなく、誰でも理解できる様に

説明できるスキルを身につけないといけません。


それでは説明力とは何か?


説明力とは

『自分の考えや、事実を、相手に正確に理解してもらう力』

と考えて良いと思います。


基本的な考え方は

『相手が理解しているレベルに合わせて、理解しやすい様に伝えること』

です。


つまり

『自分が考えていることを正確に話すだけでは、説明としては不十分』

という事になります


それでは、どうすれば『上手な説明』出来るかですが、

下記が重要なポイントだと思います。

① 説明の目的をはっきりさせる
 (何を、どう理解してもらうのか?
  理解してもらった事で、どんな効果を期待しているのか?)

② 相手の理解レベルを知る
  事前に説明相手にヒヤリングをしても良いですし、
  説明の最初に『○○についてお話しをしたいのですが、
  △△の説明も必要でしょうか?』
  など、相手の理解レベルを理解してから始める方法もあります。

③ 最初に前提を話す
  理解レベルを知った上で、これから説明する話しをより深く
  理解してもらう為に前提を話してから、本題に入るとスムーズです。

④ 本題は、結論から話し、その後、論理的な説明をつける
  結論から話すことで、その後の説明を聞きやすくなります。
  (論理的思考力については別の回でお話しします)

⑤ 解釈と事実は分けて話す
  説明全般を通しての話しですが、自分の解釈なのか、事実なのかは
  分けて話す必要があります。もちろん自分の解釈を、あたかも事実の
  様に話すのはNGです。
  例えば自分の考えを話す前に『これは私の考えですが』とつけるだけで
  説明がすっきりします。


次回は、それぞれのステップを具体的なシーンでお話しします。

では!


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