コンサルティングファームと卒業生

ご存知の方も多いと思いますがコンサルティングファームでは退職する事を「卒業する」といいます。

退職した人は卒業生のため、同窓会に参加し、卒業生との交流を続けるパターンが多いです。

コンサルティングファームによる卒業生向けのサポート

例えばボストンコンサルティンググループのアラムナイ（卒業生）サポートには、

・アラムナイ・ウェブサイト
・ニューズレター
・経営トピックス配信
・アラムナイ招待イベント

などがあります。

Webサイトでは求人や人的ネットワーク紹介のサポートなどもあります。
一度求人情報を見てみたいものです（何か凄そう！）。

アラムナイ交流会も企画されていて、卒業後も至れり尽くせりです。

どうして退職者を大切にするかというと、人脈＝ビジネスだから。

コンサルタントの次のキャリアとしては、事業会社のCxOやプランニング（企画）・起業などが考えられます。
必然的に、卒業生とファームはビジネスで繋がるケースが多くなるのです。

情報収集やアイデアのシェア・意見交換だけでなく、卒業生がクライアントになるケースも多いということ。
当然、卒業生のことを蔑ろに出来ませんね……。

コンサルティングファームの卒業生制度は事業会社にもおすすめ

卒業生制度と卒業生に対するサポートは、事業会社でも取り入れるべきだと考えます。
業界によっては非常にメリットがあると思うためです。

例えば我々のようなHR業界。

情報の鮮度や信ぴょう性がサービス上、最も重要な要素です。
次のキャリアとして人事に勤める人も多くいます。
その他の業界・職種に転職した場合でも、交流を続けることで、生の有益な情報が交換できますしね。

卒業生との交流を続けることは、中長期で考えると大きなビジネスメリットがあると思われます。
そこそこの数の従業員を抱えていたら、10年後はテレアポ・飛込み系の営業が要らなくなりますよ、多分。
コンサルティング業界同様に、人材の流動性が高い業界だからこそメリットが大きいはずです。

人脈づくりを社員個人に任せるのではなく、会社としてスキームを作ってみても良いかもしれませんね。

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＞コンサルタントのキャリアに関する記事

コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験～ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html

未経験からのコンサル転職で失敗しない3つの方法 | ニーズを把握して内定確度を上げることが大切
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/consul/difficulty/0427/.html

“総合系コンサル”から”PEファンド・投資チーム”への転職のステップ
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/consul_pefund_howto

PEファンド入社1年目で身に付けておくべきスキル・経験【コンサル・投資銀行の方向け】
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/privateequityfundfirstyear

コンサルタントの転職先と失敗しないための3つのポイント
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2018/0220/postcous.html

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今回は、転職活動中の方や転職を検討されている方向けに、コンサルティングファームの卒業生制度についてご紹介しました。

キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。