レスポンスのスピードと内定獲得の関係

以前、弊社のキャリアコンサルタントが、「内定が出る人と出ない人ではなにが違うのか?」という調査をしたことがあります。

そのときに明らかになったのは、「レスポンスの速度」に強い相関があるということでした。

おおよそ1日以内に返信・連絡がある人をレスポンスが速い人と見なし、そうでない人と比べたところ、獲得した内定数に45%の差があったのです。求職者の経歴がおおよそ同じでも、はっきりとした差がありました。

なぜレスポンスが遅い人は内定を逃しやすいのか?

普通に考えても、スピードの速いほうがビジネスでは好まれるでしょう。ただし、これに加えて、転職活動ならではの要因があります。レスポンスが遅いとどのような問題が出てくるのでしょうか。

志望度が低いとみなされる

応募はしたものの、気乗りしない。 優先順位が低いのでなんとなくレスポンスも遅くなりがち。企業の人事はこういうところに敏感なので、評価は厳しめになります。

これは仕方がない面もあります。ただ注意しなければいけないのは、選考が進んでいくにつれて志望度が上がるケースは多いのです。

また、入社する気がない企業とはいえ、選考不合格と言われると意外と後に引きずるものです。どうせなら内定まで獲得してから辞退したほうが、本命企業に向けてモチベーションも上がります。

選考スピードで負ける

中途採用は即戦力を求めているので、企業側ものんびり待ってはいられません。一定の基準を超える人材であれば、できるだけ早く合格を出して、できるだけ早く入社させたいというのが本音です。募集ポジションが定員1名なら、先に席に座ったほうが勝ちなのです。

レスポンスが遅いと、面接の日程調整で後手に回ってしまいます。面接官は忙しい現場の社員であることが多いので、一週間の間に実施できる面接の枠には限りがあります。他候補者に選考スピードで負けてしまう。これは非常によくあるケースです。

業界にあわないとみなされる

ビジネスではスピードが重要という話をしましたが、弊社が得意とするコンサルティング業界においては、より速度が求められます。テキパキしていないコンサルタントは、あまりイメージがつきませんよね。

コンサルティング業界の不合格理由の裏にあるのは、多くの場合、ロジカルさとスピード感の欠如です。

現職の忙しさに耐える

一つ注意していただきたいのが、現職の忙しさを理由にするのは最後の手段ということです。

私たちがお付き合いする方の多くが、現役コンサルタントやコンサルタント志望者ということもあるのですが、求職者の多くは忙しく働きながらキャリアアップやキャリアチェンジを模索しています。そのような状況下で書類選考や面接に臨むのは大変だと思いますが、ここは踏ん張りどころです。

とはいえ、じっくり準備して臨みたいとときもあるかと思います。その場合はぜひ私たちキャリアコンサルタントにご相談ください。戦略的に選考スピードを調整するというのは、転職エージェントを活用する大きなメリットですから。

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