面接フィードバックで懸念点を解消&転職成功

皆様こんにちは。
キャリアコンサルタントの福原です。
 
企業もしくは転職希望者が相手を評価する「面接フィードバック」。
うまく活用すれば、理想の相手とマッチングすることができます。
 
今回は、面接フィードバックの目的や注意点、活用のコツについてお話しします。

面接フィードバックとは?

面接フィードバックとは、面接を受けた転職希望者に対し、企業側が感想を伝えることです。
面接を終えるとそのままフィードバックに入る場合や、後日連絡が来る場合もあります。
 
褒めてくれることもあれば、厳しく改善点を指摘されることもあるため、覚悟をしておきましょう。
ただし厳しいことを言われたとしても、そこで合否が決まるわけではありません。
フィードバックの目的を把握し、正しく行動することが重要です。

面接フィードバックの目的は内定サポート

企業側としては、面接フィードバックによって、転職希望者が内定を取れるようサポートしたいと考えています。

特に気に入った相手ほど、自社に入ってもらうため、次の選考に活かせるアドバイスをすることが多いです。
次の選考までに不足点を補い、採用基準をクリアして欲しいからこそ、厳しいフィードバックをする面接官もいます。

また転職希望者が、厳しいフィードバックを受け止めて成長を続けられそうな人材か、観察している可能性も高いです。

そのため至らない点を指摘されても落ち込まず、むしろチャンスだと捉えて、次までに改善するようにしましょう。

面接フィードバックの間は誠実に対応

面接会場でのフィードバック、電話でのフィードバックに関係なく、フィードバックを受ける間は誠実に対応します。

特に面接官から直接その場でフィードバックを受けるなら、相手の目を見てうなずきながら聞きましょう。

マイナスな面を伝えられても、メモを取りながら、改善点をしっかりチェックしているアピールをしてみてください。

フィードバックを受けたら、次の面接ではフィードバック内容を必ず反映させてください。

一度注意されたところが直っているか、面接官はしっかり観察しています。

指摘された点はすべて改善させ、成長できる人材であることを証明しましょう。

面接フィードバックを希望するなら相手の懸念点を解消

そもそもすべての企業が面接フィードバックを行うわけではありません。

むしろ厳しいフィードバックをして、相手を不快にさせてしまうことを不安視し、フィードバックをしない企業が多いです。
フィードバックを気に入らなかった相手に、
「あの企業の採用担当は最悪」
と口コミサイトに書き込まれるリスクがありますからね。

ただ転職希望者の中には、今後の参考のため、面接フィードバックをもらいたい人も多いはず。

その場合は、企業の不安を払しょくする言い方でさりげなくフィードバックを求めましょう。

単に「面接フィードバックをください」と言うだけでは、自分の都合で聞きたがっていることが明らかです。

あくまで「企業側の懸念点を取り除きたい」という目的を強調し、聞きたい点を明確にして質問しましょう。

たとえば、

  • 経歴に不安点はありませんでしたか?
  • 志望動機に疑問点はありましたか?
  • 私のスキルで御社の事業に貢献できると感じましたか?

上記のようにポイントを絞って質問します。

回答から企業側の懸念点・不満点を洗い出し、それを払しょくするためのPRを練り直しましょう。

相手の懸念点を解消することは、転職成功に不可欠です。

転職希望者側からの面接フィードバックもあり

アクシスコンサルティングでは、転職希望者の方にも面接フィードバックを行っています。
具体的には、以下の内容をお伺いしています。
 
  • 面接全体の感想や企業への印象
  • 面接内容(質問内容とこれに対する回答)
  • 皆様から企業への質問内容
  • 不安な点や懸念点
 
転職希望者からの面接フィードバックを行う目的は、大きく分けて2つあります。

①企業へのフォロー

 入念な事前準備のうえ、面接に参加しても、質問にうまく回答できない場合があるものです。
 面接で失敗した点に関するフィードバックを聞き、選考結果が出る前に企業へ連絡します。
 特に、企業が感じた懸念点が皆様の懸念点と一致した場合は、
 「客観的な自己評価ができている」ため、マイナス点を改善できることがあります。
 

②自身の面接を客観的に分析し、次回以降に活かす

 選考プロセスは企業により変わりますが、通常2~3回の面接がセッティングされます。
 仮に5社の選考に進む場合、10回以上の面接に参加することになります。
 面接でのパフォーマンスの質を高めるために事前準備はもちろん、
 参加後の振り返りが重要です。
 フィードバック内容を整理することで、次回以降に活かしましょう。
 
またフィードバックを行うときのポイントは「スピード」です。
 
面接後に速やかにフィードバックを伝えることで、企業への志望度合いの高さを伝えることができます。
 
また時間を置かずに自己分析を行わなければ、記憶はどんどん曖昧になります。
 
「鉄は熱いうちに打て」
という言葉がありますが、
「フィードバックはその日のうちに」
という意識を持って、面接を有利に進めていただければと思います。

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コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html

転職や就活の最終面接で確実に「内定」と言えるのはいつか | 最後の最後で気を付けたい4つのポイント
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2014/0831/2334.html

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今回は、面接フィードバックの目的や注意点、活用のコツについてお伝えしました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。

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