コンサルティング業界のポテンシャル採用。面接では何を見られているのか?

コンサルティング業界におけるポテンシャル採用とは?

ポテンシャルを辞書で引くと「potential=可能性としての力、潜在的な力」とあります。つまりは伸び代です。

したがってポテンシャル採用とは、本来の採用基準に対して不足があったとしても、入社後の伸び代が期待できる人材であれば採用してしまおう、というものです。

現在のコンサルティング業界も全体として市場拡大傾向にあり、各社の熾烈な人材獲得競争の中で、採用計画未達のコンサルティングファームが増えています。

そこでポテンシャル採用です。わかりやすい事例としては「第二新卒採用」。例えば、あるファームでは大卒、25歳以下であれば、バックグラウンド不問、という形で間口を広げて募集をかけています。

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ポテンシャルって何を見られているの?

それはズバリ期待する期間で、期待するレベルまで伸びる素養があるか?

例えば2年で証券領域のコンサルタントとして自走できるか? という期待値で選考をする場合は、大きく下記3点を見ることになります。

  • そもそもコンサルタントとしての素養が備わっているか?
  • 証券領域の業界・業務知識を2年間でキャッチアップ可能な人材か?
  • 育ててみたいか? 一緒に働きたいか?

もう少し掘り下げて、評価される能力、面接で見られるポイントを整理しましょう。

コンサルタントとしての素養

  • コミュニケーション力 ←自己紹介や会話を通じて判断
  • ロジカルシンキング ←ケーススタディを通じて、質問の切れ味を見て判断
  • ファシリテーション力 ←グループディスカッションを通じて判断
  • ストレス耐性 ←圧迫面接を通じて判断
  • パッション ←転職理由、志望動機、キャリアプランを通じて判断

証券領域の業界・業務知識を2年間でキャッチアップ可能か?

  • 証券の業務知識がないとしても、何か他の業界・業務知識を持っていれば、その深さ・広さはどうか?
  • 応募にあたり証券領域についてどれだけ勉強して来たか?(行動力、学習意欲)
  • 過去に未経験領域を短期間に習得した成功事例はあるか?(キャッチアップ力)
  • 仮に入社したら、どのように未経験の証券業務を習得するつもりか?

なお、「入社後に一生懸命勉強します!」と熱意を伝える候補者が多いかと思いますが、「面接までの準備期間に、すでに本を1冊読んで学習して来ました!」と言えれば、頭一つ抜け出すことができるでしょう。

育ててみたいか? 一緒に働きたいか?

素養とキャッチアップ能力がOKでも、この点が欠除していれば、不合格にされることもあります。

一緒に働きたいと感じられなければ、育成コストに見合わないため、いかに優秀でも採用に躊躇が生まれます。

ポテンシャル採用に有効な面接対策とは?

まずは応募ポジションの仕事内容、組織構成から、候補者に期待される能力を洗い出しましょう。

洗い出したら、客観的に見て、自身が不足している点(面接官が懸念して質問してきそうな点)について、重点的に準備をしておくことが重要です。

もちろん、最終的には、他の候補者との相対比較が発生しますが、まずは各種の要素について、致命的なネックをなくすことが先決です。

ご自身を客観視することが難しい場合は、面接対策を重点的に実施する転職エージェントを活用してください。

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アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングについて

3000名のコンサルタントの転職支援をしてきた人材紹介会社(転職エージェント)。
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