こんにちは。
昨日、NTTデータ社が、イタリアのシステムインテグレータ、
バリューチームの買収について合意したと発表しました。
2011年6月末までに100%子会社にする予定で、買収金額は約300億円とのことです。
バリューチームはテレコム分野や金融分野に関連したシステムの構築・運用や
コンサルティングに強みを持ち、本社はイタリアのミラノですが、トルコのイスタンブールや
ブラジルのサンパウロ、アルゼンチンのブエノスアイレスなどにも拠点があり、
従業員2477人の1/6の400人以上が南米地域で働いているそうです。
近い将来、IT会社として世界トップ5入りを目指しているNTTデータ社にとって、
BRICs(ブリックス)で唯一ブラジルにのみ拠点がなかった為、今回の買収で
南米に拠点を設けられた意義は大きそうです。
因みに、BRICs(ブリックス)とは、経済発展が著しいブラジル (Brazil)、ロシア (Russia)、
インド (India)、中国 (China) の頭文字を合わせた4ヶ国の総称です。
国土面積はロシアが世界1位、中国が世界3位、ブラジルが世界5位、インドが世界7位で、
面積でいえば4カ国でなんと世界の約29%を占めています。
人口は、中国が約13億人(世界1位)、インドが約11億人(世界2位)、ブラジルが
約1億7000万人(世界5位)、ロシアが約1億4000万人(世界7位)となっており、
4カ国合計で27億人以上、世界の人口の約45%を占めています。
今後もロシアを除く3カ国では人口が増加し、2050年には32億6000万人にまで
膨れ上がるとされています。
また、ブラジルは2050年までに日本を抜き世界4位に躍り出て、ロシア、メキシコ、
インドネシアもドイツや英国を抜く力を潜在的に持っているとの予測もあります。
そして、いまやBRICsだけでなく、
・VISTA
BRICsからB(ブラジル)とR(ロシア)を省き、代わりにベトナム(Vietnam)とタイ(Thailand)を加えたもの。
・MEDUSA
マレーシア(Malaysia)、エジプト(Egypt)、ドバイ(DUbai)、サウジ(SAudi)を繋げたもの。
・Next Eleven
BRICsに続く経済大国予備軍「Next Eleven」(ネクストイレブン)として、韓国、バングラデシュ、
エジプト、インドネシア、イラン、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、トルコ、ベトナム、メキシコの
11カ国を示したもの。
等など、潜在能力を秘めた国が次から次に出てきます。
真のグローバル企業・グローバル人材に近づくには、将来経済大国になるかもしれない
ポテンシャルを秘めた国と地域に視点を広げてビジネス感覚を養っていくことが重要だと
改めて感じました。



