ポストコンサル転職の「年収・お金」の問題について

こんにちは。アクシスコンサルティングの大津です。

前回「コンサルタントの転職先と失敗しないための3つのポイント」でコンサルタントを卒業し、ポストコンサルを目指す方に向けて、転職の心得を執筆いたしました。

今回はポストコンサルへの転職を「年収・お金」という視点からをお話したいと思います。

【目次】

  1. 戦略・大手総合系ファームから事業会社への転職の8割は年収を下げての転職
  2. 普段の生活費に加えて子供の教育費まで事前に相談する
  3. 翌年の税金まで計算して貯蓄したい

戦略・大手総合系ファームから事業会社への転職の8割は
年収を下げての転職

外資系戦略ファームや大手総合系ファームの方は年収のレイヤーが高いため、事業会社への転職で下がってしまう傾向があるようです。

ハイクラス求人になるとストックオプションがつくこともありますが、弊社がサポートし事業会社へ転職した方の多くは年収を下げての転職となりました。

具体的な事例)
‐外資戦略系ファーム1500万円→1000万円 ※500万円ダウン
‐外資戦略系ファーム2200万円→1400万円 ※800万円ダウン
‐大手総合系ファーム1900万円→1600万円 ※300万円ダウン

いずれもマネージャークラス以上の方が、MIN300万円ほど年収を落として事業会社へ転職しています。

また、ポストコンサルとして人気を集めるファンド(PE、VC等)ですが、

‐日系戦略ファーム(シニアマネジャー)1,100万円→年収800万円 ※300万円ダウン
‐外資系戦略ファーム(マネージャー)1,800万円→年収1,100万円 ※700万円ダウン

同様に年収ダウンで転職するケースが多く、同じく人気のある経営企画に関しても、年収800~1,000万円の提示が多く、マネージャークラスからのエグジットであれば、年収ダウンするケースでの転職が実情でしょうか。

※関連記事:「【転職事例】戦略コンサルから【年収約4割減】で他業界へ。その決断の背景に迫る」

一部、年収が上がった方もいらっしゃいましたが、そのバックグラウンドを見ると、中堅の総合系ファームやブティック型ファーム、ベンチャーファームなどの方が多い傾向にありました。Big4など大手ファームに所属されている方は、「ポストコンサルとは年収が下がるもの」と転職の際は覚悟が必要のようです。

中長期のライフプランを事前に家族に相談することが重要

シニアコンサルタントやマネージャーの場合、ご年齢的にもちょうど30代半ばでライフステージが変化する時期に当たります。

実際、弊社へご相談にくるコンサルタントのうち4人1人がライフイベントやライフステージの変化をきっかけとして転職を検討されています。

その際に、重要になるのがご家族とのライフプランのすり合わせです。
「普段の生活水準を下げる必要はないのか」など、ご家族と相談していますか?

また、目先の生活だけでなく、
「子供の教育費をどうするか?」
「住居は今後どうするのか?」
などの中長期的なライフプランを事前に話し合うことも重要です。

スパンが長くなるに連れ、パートナーと認識がずれることも多いようです。

実際、理想の転職先に内定を貰えたにも関わらず、強力な家族ストップがかかったために、内定辞退する方も少なくありません。

「毎年行っていた海外旅行にいけなくなる」
「子供の将来を考えて中学校から私立に通わせたいと思っていた」
「子供の可能性を広げるために習い事をどんどんやらせてあげたい」
「都内の環境が整っている地域で家を買いたいと思っていた」

などはよく聞く事例です。

「反対されるかもしれないから内定してから話そう」
「何も言わなくても応援してくれているはず」

と独断で選考を進めている方が、後々慌てて家族会議をしているケースもあります。

気持ちよく応援してもらうためにも、転職活動をする際はとにかく早めにご家族へ相談することをおススメします。

見落としがちな翌年の税金まで計算して貯蓄したい

また、中長期に加え、最も苦労の声が聞こえてくるのが、転職翌年の家庭キャッシュフローです。

ご存知のように、住民税や所得税は、【前年度の収入】を基に算出されます。
年俸が半分になったプロ野球選手などのエピソードは有名ですね。

そこまでおおげさではないにしろ、例えば年収1500万円の方が年収1000万円で転職した場合、
年収1500万円(額面)の所得税 165万円+住民税 97.8万円=262.8万円(配偶者控除)を、翌年の年収1000万円の中から支払うことになります。

特に転職1年目については、貯蓄が減ることも想定しておきましょう。

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今回のコラムでは、ポストコンサルへの転職を「お金」の面から見てきました。

単純に「年収が下がる」と聞くと、誰しも不安になるのは当然です。
それでも「やりたいことがある」「働き方を変えなくてはいけない」ことがある人もいるでしょう。

そのような時はやみくもに動くのではなく、しっかりとライフプラン、キャリアプランを計画して「いま」のアクションまで落とし込んであげれば安心です。実際に転職する時もご家族の理解も得やすくなると思います。

ライフプラン、キャリアプランは両輪です。 どちらかに偏らないように、両方の視点から考えたいですね。

アクシスコンサルティングのキャリアコンサルタントはキャリアプラン・ライフプランの両面から貴方の転職活動をサポートいたします。

キャリアでお悩みの方はぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。

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「ポストコンサル企業選びの見過ごしがちな3つのポイント」

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