【20代営業職女性の戦略コンサル転職事例】他社内定を蹴って0からのスタート

今回の記事では、20代で国内系大手損害保険会社の総合職から外資系戦略コンサルティングファームへ転職された方の事例についてご紹介します。

<プロフィール>

20代半ば 女性:国内系大手損害保険会社/総合職(年収490万円)⇒外資系戦略コンサルティングファーム(年収700万円)

大手サービス業の内定も蹴っても叶えたいこと

Aさんは有名私大卒業後、国内系大手損害保険会社に勤める若手のご人材。多くの新卒が配属されるリテール営業ではなく、花形部署である法人営業部に配属された優秀な方です。

実はAさん、私たちのサービスにご登録くださる前に一度、大手の紹介会社を介して転職活動を行い、大手サービス業の総合職としてのオファーを獲得されていたのです。しかし、悩みに悩み抜き、やはりファームへの転職を叶えたいという強い想いを胸に、コンサルティングファームに強い弊社へご登録くださいました。

お会いした際から一貫して、戦略コンサルタントになりたいとはっきり仰っていました。その理由は二つ。

●今の会社もとても良い会社で長く勤められると思うが、若いうちによりシビアな環境に身を置き研鑽したい。
●保険という「答え」ありきの提案ではなく、顧客の課題を見つけるところから参画し、フルカスタマイズでの提案を行いたい。

そんな想いに私も強く共感し、それを叶えるべく、二人三脚でのサポートがスタートしました。

未経験で応募する際に必要なもの

Aさんの方向性ははっきりとしていたので、早速応募の準備に取り掛かりました。通常、各企業への応募に際して必要なのは職務経歴書、パーソナルシート(弊社フォームでの履歴書)の2点でしたが、Aさんのように未経験でコンサルタントになりたいと仰る方には必ず志望動機書をご準備いただいております。(たまに志望動機書の作成を渋る方がいらっしゃいますが、未経験でコンサルタントになろうとしているのに、こういったドキュメントを挙げられないとなると、適性・意欲自体を疑われてしまいます。)

志望動機書の作成手順、ポイントを伝え、作成していただきました。さすがはコンサルタントになりたいという強い意欲をお持ちのAさん、志望動機書はプロの私たちから見ても見事な出来栄えで1回でクリアでした。

そしてその志望動機書を元に、何社応募をするかを相談。現職で忙しい日々を過ごすAさんですので、週に2社程度の訪問がやっとだろうということで始めは5社以内にしようかとも考えました。

しかし、戦略ファームは非常に間口が狭く、書類選考が通過したとしても難易度の高い面接で、なかなか受からない業界ですから、少しタフなスケジューリングでも頑張ろうということになり、合計8社応募しました。

戦略ファームの面接を通過するためのポイントはケーススタディ

8社の応募の後、学歴も社歴も優秀なAさんは、そこから7社の書類選考が通過しました。書類選考通過と同じタイミングで、Aさんにはもう一度弊社にお越しいただき、適性検査とファーム特有のケーススタディ面接にフォーカスした対策を実施しました。適性検査も通常のSPIなどに比べると戦略ファームは推理問題などを多く含み、特別な準備が必要です。

また、厄介なのがケーススタディ。例えば「都内のマンホールの数は?」などは代表的な問題でフェルミ推定と呼ばれるものですが、そのほかにも「X社の売上げを1年で3倍にするには?」という業績拡大系の推理問題、時事問題などなど…。対策のポイントを伝える中で、始めは不安そうでぐったりした表情をされたAさんですが、徐々に慣れてくると楽しんで答えてくださるようになっていきました。

結果、適性検査は実施のあった5社中2社通過となりました。(それでも2社…。やはり難易度はすごく高いのです。)

1次面接に進んだのは適性検査のなかった2社を加え、4社ということになります。1次面接に進んだ企業は種類の違いこそあれど、全ての企業でケーススタディ面接が実施されました。はじめのうちはかなり苦戦されたようですが、それでも3社は1次面接通過、その後も日々進捗があるたびに密に連携しあいながら、最終的に内定にいたった企業は2社です。

両社とも外資系の名だたる戦略ファーム。Aさんの本来の能力の高さとそれを発揮できるように実施したケース対策や日々のコミュニケーションの中での戦略の練り直しが奏功したのだと思います!

2社から内定を獲得、本気でコンサルタントとして活躍したいからこその決断

2社の戦略ファームX社とY社から内定を獲得したAさん。決断には非常に悩まれ、私との間でも何度も話し合いを行い、業務内容、ミッション、企業としての違い、Aさんへのご評価、等々、優先順位付けをしながら最終的にはAさんの想い、直感を信じていただきながら選択をしていただきました。

その結果、規模はX社より小ぶりだけれど、若いうちから様々なプロジェクトに携わることが出来、それこそX社を筆頭に名だたるファームで活躍されていたコンサルタントが在籍するY社へ入社意思を決定されました。

決め手としては、新卒でコンサルタントになっている同世代に比べると既に数年遅れを取っている自分にとって、若手が少なく研修環境などは多少整っていなくても、よりシビアで様々なプロジェクトに参画し、経験値を増やすことが出来るY社は非常に魅力的だったとのこと。

本気でコンサルタントになりたいと考えるAさんだからこそ、より厳しい道を選ぶということが出来たのだと思います。

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今回の記事では、20代で国内系大手損害保険会社の総合職から外資系戦略コンサルティングファームへ転職された方の事例についてご紹介しました。

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