アクティビストファンドは、なぜその企業を狙うのか?米国最新事例に見る「6つの投資アングル」

はじめまして。花山(@Ye8Fka)と申します。Xでは、M&Aやコーポレートファイナンスについて、自身の実務経験をもとに発信しています。
アクティビストファンドの活動は、この数年で規模・件数ともに記録を更新し続けています。グローバルでは2024年には160の異なる投資家がキャンペーンを開始し、うち45が初めて活動を行う「初参戦組」と、いずれも過去最多を記録しました。
2025年にはエリオット・マネジメントが年間18件のキャンペーンを展開し、投じた資金は総額190億ドル(1キャンペーンあたり平均11億ドル)と、こちらも過去最高を更新しています。標的となる企業の規模も拡大しており、時価総額250億ドルを超える大企業が主要アクティビストの標的に占める割合は、5年前の23%から30%へと上昇しました。
本稿では、直近3年間の実際の米国企業向けキャンペーンをもとに、アクティビストがどのような「アングル」(切り口)で企業を捉え、何をカタリスト(株価や経営を動かす契機)としているのかを整理します。
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