PEに向いているコンサルと、向いていないコンサルを分かつもの

はじめまして、アール(@R_capitalism)と申します。外資系戦略コンサルティングファームで勤務した後に、コロンビア大学でMBAを取得しました。現在はPEファンドで投資業務に携わっています。コンサルタントとして働いていた頃から、Xやnoteで、キャリアの考え方や資本主義の捉え方について発信を続けています。
戦略コンサルタントのネクストキャリアとして、プライベートエクイティ(PE)は特に近年増えてきている選択肢です。実際、PEファンドの投資プロフェッショナルにはコンサル出身者が多く、ビジネスDDで培った市場分析力や事業を見る目は、間違いなくPEの実務に直結します。
もちろん、前提として押さえておくべきことがあります。コンサル出身者がPEで活躍するには、投資ストラクチャーの設計、LBOモデリング、SPAをはじめとするドキュメンテーションの正確性や勘所といったハードスキル・知識面で、バンカー出身者と比べて意識的なキャッチアップが必要です。M&Aの実務プロセスを日常的に回してきたバンカーに対し、コンサル出身者はこの領域を入社後に集中的に埋めなければならない。これは避けて通れない現実であり、最初の1〜2年の努力量がここで問われます。
ただし、それはあくまで「埋められる差」です。コンサルからPEに移った人たちのその後を見ていると、ハードスキルのキャッチアップを終えた先で、明確に二極化することに気づきます。水を得た魚のように活躍する人と、優秀なのにどこか噛み合わない人。両者を分かつものは何か。
今回は、PEに向いているコンサルと、向いていないコンサルを分かつものについてお伝えします。
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