ポストコンサルの「独立」は成功か? 8割が年収維持・向上の一方で、6割以上が「廃業」を意識する現実も。成功に向けたヒントとは?

コンサルティングファームから独立し、起業やフリーランスへの道を歩む「ポストコンサル」。高い専門性を武器にした活躍が期待される一方で、組織の看板を外した「個の力」での事業運営には、独自の課題が存在します。
今回、アクシスコンサルティング株式会社では、独立・起業したポストコンサル1,023名を対象に実態調査を実施。独立後の収入の変化や直面した失敗、そして事業継続に対する不安の正体など、独立後のリアルな実態を紐解きます。
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独立後の年収は約8割が「維持・向上」を実現

調査の結果、独立後の実質手取り年収について、回答者の81.1%がコンサルタント時代と比較して「維持」または「増加」させていることが分かりました。
一方で、「大幅に増加した」と回答したのは約16%に留まり、最も多かった回答は「ほとんど変わらない(36.8%)」でした。
この結果から、独立によってコンサル時代の収入水準を維持しやすい環境がある反面、必ずしも大幅な収入増に直結するわけではないという側面もうかがえます。
独立直後の最大の壁は「営業・集客」
「独立後にどのような失敗を経験したか」という問いに対し、最も多かった回答は『営業・集客の失敗(27.0%)』でした。
「廃業や再就職」が頭をよぎる瞬間。約6割が抱える不安の正体
調査では、63.7%が「資金ショートなどの理由で廃業や再就職が頭をよぎった経験がある」と回答しました。
特に「よくある」と回答した人も17.3%にのぼり、日常的に事業継続への危機感を抱いている層が一定数いる状況がうかがえます。
営業面の苦戦や体調不良、組織トラブルといった様々な課題に直面する中で、「今のまま事業を継続できるのか」という不安を抱くケースが多いと考えられます。
独立後の事業を安定させるためには、培ってきた専門スキルだけでなく、「どう案件を獲得し続けるか(営業力)」「どう事業を運営するか(経営力)」といった、コンサルタント時代とは異なる能力の強化が求められます。まとめ:独立の「成功」を確実にするために
今回の調査から、ポストコンサルの独立は、収入水準を維持しやすい環境である反面、営業・資金繰り・メンタル管理といった「複合的な経営課題」への対応力が求められることが示されました。
独立後に直面しやすい課題の傾向を事前に把握し、対策を練っておくことが、持続可能なキャリアを築くための第一歩となります。
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