【コンサル「マネジャー以上」向け】スタートアップ転職におけるよくある「失敗」の理由

コンサルティングファームでマネジメント職を経験された方から、スタートアップ・ベンチャーに興味があるのだが、環境が大きく異なるため事前に対策しておきたいとご相談をいただくことがあります。

ご存じの通り、とにかく変化が激しいのがスタートアップ・ベンチャー。成長や市場環境の変化に伴い、想像以上にあらゆることが起こりうるのが事実ですが、前もって対策したことやユースケースが入社後意外と役に立つこともあります。

そこで、今回の記事では、スタートアップ・ベンチャーに転職しようとするコンサルタント向けに、コンサルティングファームを経験後、スタートアップ・ベンチャーに転職された方々の声なども踏まえ、スタートアップ・ベンチャーに転職におけるよくある失敗の理由について簡単にお伝えします。スタートアップ・ベンチャーといえども状況は各社で異なりますので、あくまでも一例としてご覧ください。

【目次】

  1. よくある失敗理由①早期にバリューを出せない
  2. よくある失敗理由②最初の課題設定でしかバリューの発揮ができない
  3. よくある失敗理由③合理的なアイデアに固執してしまう
  4. コンサルからスタートアップ・ベンチャーに転職された方のインタビュー

よくある失敗理由①早期にバリューを出せない

コンサルマネジャーからのスタートアップ転職は、年収も比較的高く、ポジションも少ないところにジョインするため、社外・社内からの期待値も高く、短期的な結果やバリューを出して社内外にアピールする必要があるというのはよくある話です。CxOや、役員での入社ともなるとその期待値はより高くなります。

事業会社とコンサルティングファームという大きく異なった環境ではありますが、自分が「役立つ人材である」と早期に証明できなければ、その後も支援を仰げず、退職の一因となってしまうようです。

対策としては、事前に課題を把握しておく・期待値に応えておくことでしょうか。入社前からエージェントや内部にいる知人から課題を収集したり、業務委託的に週数日程度その企業で働き、短期的にバリューを出しやすい領域でワークしたりするなど、信頼が高まった状態を事前に作ることも一策だと言えます。

よくある失敗理由②最初の課題設定でしかバリューの発揮ができない

また、最初の課題整理が一番バリューが高く、それ以降はバリューが漸減するというケースもよくあるようです。

スタートアップからコンサルタントに期待されるスキルとして、市場調査や、課題整理などがありますが、特に成長段階の企業ほど、毎週のように状況や課題が変わる、ということも起こりえます。今までのナレッジやスキルで最初にバリューを発揮するものの、サジェストするだけで実行が伴わなかったり、解決済みの課題について延々と話してしまったりしたことで、次第に居場所がなくなっていくということも考えられます。

特にマネジャー以上で入社する場合、多様な業界ナレッジに基づいた市場把握や、課題整理が自然とできるため、気づかずにこの状態に陥っていたというケースも考えられます。今までコンサルで得てきたナレッジだけでなく、新しい情報を常に集めて、毎回提言し、それを実行し続けることが求められます。

よくある失敗理由③合理的なアイデアに固執してしまう

合理的な良いアイデアは当然他社も同じことを考えるので、リソースの乏しいスタートアップは最終的に負けてしまうという話(逆説のスタートアップ思考)があります。コンサルティングファームの思考法で、ロジカルなアイデアを提示しても「それってわれわれがやる必要があるのか」と返されてしまうことも多いというのはよく聞く話です。

もちろん、合理的なアイデアが必要になるポジションもありますし、マネジャー以上のポジションでは右脳・左脳の思考を常に持ち合わせながら経営者や現場のメンバーと話し合うことができるかどうかは事業会社では重要なポイントになりそうです。

一方で、ある程度成長し、大企業に差し掛かるスタートアップ・ベンチャーのように、着実な成長を目指す企業では、「情熱」や「面白さ」を基準にして生まれた事業案に対する客観性が求められるようになるため、「情熱から生まれた事業プランであっても、可能な限り成功確度を高めていく必要があります。このような背景のもと、幅広く課題解決に携わり、また高いレベルで客観的なインサイトを提供してきたコンサルタントの方を求めているのです」(参考:株式会社アカツキ 事業企画部門Think@ (シンカ)山村龍太様インタビュー)というように、フェーズによってはコンサルティングファームにおける合理的な思考がより重要視される場面もあります。企業によって期待されるスキルは異なるため、内情は事前に把握しておく必要があります。

コンサルからスタートアップ・ベンチャーへの転職に関するインタビュー

弊社では過去にコンサルからベンチャー・スタートアップに転職された方々のインタビューを行ってきました。ぜひご自身のキャリアの参考にしてみてください。

株式会社アカツキ 事業企画部門Think@ (シンカ)山村龍太様インタビュー/元戦略コンサルタントから見た「ゲームビジネスの魅力」とは?
https://www.axc.ne.jp/media/companyinterview/akatsuki_thinka

ファストドクター株式会社 代表取締役 水野敬志様インタビュー/コンサル出身CEOが目指す「新しい医療インフラ」の姿と、事業の魅力に迫る
https://www.axc.ne.jp/media/companyinterview/fastdoctor

大手コンサルファームからビザスクへ入社後、チームリーダーへ昇格。元コンサルが同社で活躍できる理由とは?
https://www.axc.ne.jp/media/companyinterview/visasq_interview

=================

今回の記事では、スタートアップ・ベンチャーに転職におけるよくある失敗の理由について解説しました。キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。


アクシスの求人のうち、
約77%は非公開。
平均サポート期間は3年です。

各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。

新規会員登録はこちら(無料)

カテゴリー、タグで似た記事を探す

こちらの記事も合わせてご覧下さい

アクシスコンサルティングは、
プライバシーマーク使用許諾事業者として認定されています。


SSL/TLSとは?

※非公開求人は約77%。求人のご紹介、キャリアのご相談、
企業の独自情報等をご希望の方はぜひご登録ください。

新規会員登録(無料)

※フリーランスのコンサルタント向けキャリア支援・
案件紹介サービス

フリーコンサルの方/目指す方。
×