【実話】経営企画に転職した元戦略コンサルにありがちな失敗とその対策

【目次】

          1. ポストコンサル転職の人気は高いが、全員がすぐに活躍できるわけではない
          2. 失敗事例1)現場での情報収集を怠り、数字主導の実現不可能な計画をつくってしまう
          3. 失敗事例2)コンサルの考え方を普通だと思い込み、周りがついてこなくなる
          4. 失敗事例3)企画や計画の立案ばかりで自分では何も実行せず、「元コンサル」のレッテルを貼られてしまう
          5. 「郷に入れば郷に従え」的に「マインド」「プロセス」を学べれば、活躍の場がダイナミックに広がる

ポストコンサル転職の人気は高いが、全員がすぐに活躍できるわけではない

かつてはコンサルタントとの年収差で思いとどまるケースも多かったいわゆるポストコンサルへの転職。しかし、現在では大手ベンチャーなどコンサルティングファームと変わらない年収を提示する企業も増えており、心理的なハードルは数年前からだいぶ下がっているようです。実際に弊社でもポストコンサルへの転職を目指す・決断する方が増えています。特に、経営企画は中長期戦略立案など戦略コンサルタントが得意とする領域の仕事も多く、ポストコンサルとしても人気のある部署です。

一方で、ご想像の通り入社したコンサルタント全員がすぐに活躍できるわけではないという現状があります。そこで、今回の記事では実際にあった「経営企画に転職したコンサルの失敗事例」と、絶対に押さえておきたい対処法についてご紹介します。

失敗事例1)現場での情報収集を怠り、数字主導の実現不可能な計画をつくってしまう

経営企画に転職し、経営層から事業計画の作成を任されたものの、現場の情報やヒアリングを行わない(もしくは簡易的にのみやって分かった気になってしまう)、自分で集めず二次情報だけで判断してしまう、という事例を数多く耳にします。

現場の実情を理解しないまま、自分で集めた数字主体の計画を作成したものの、現場目線では全く現実味のない戦略となってしまい、猛反発を受けることに。さらには、経営層にもコテンパンにされ、実際に事業が立ち上がらず、最終的には経営企画とは関係ない他部署へと異動になってしまうという事例もありました。

失敗事例2)コンサルの考え方を普通だと思い込み、周りがついてこなくなる

コンサルタントの方は正確かつ、まとまった情報を集めることに非常に長けていますが、事業会社では必ずしもその能力を必要としていません。事業会社にはコンサルティングファーム以上に様々なバックグラウンドから入社した方が在籍しており、それぞれ考え方、仕事の進め方や専門分野も大きく異なります。

実際、ある方は情報を集めるために「このデータが欲しい」とお願いしたものの、正確かつまとまった情報が集まらず、「これなら自分でやる」と諦めてしまいました。その後、そのような周囲を信用しない態度が同僚へ伝わってしまい、周りの人もついてこなくなるという結末に。

これはファームから事業会社への転職に限りませんが、「前職の考え方や常識を持ち込んだために、人間関係に歪みが生じ失敗する」と言うケースは数多くあります。特にファームと事業会社では大きく異なることが多く、甚大なダメージをもたらす落とし穴になるようです。

失敗事例3)企画や計画の立案ばかりで自分では何も実行せず、「元コンサル」のレッテルを貼られてしまう

その事業会社では、採用難で人をすぐに雇わないといけないという状況でした。その方はきちんとした採用計画は立てるものの、何かにつけ『どうしましょうか・・』と自分では全く行動せず実行部分を他の方に押し付けてしまうエピソードもありました。

「コンサルに向いている人は、意思決定する人の背中を押せる人」という話もありますが、事業会社では、その事業を完成させるところまでが個人の役割と捉えることが求められます。

上記の例では、実は完璧な採用計画は全く必要とされておらず、本当に求められているのはリファラルであろうと媒体であろうと、はたまたエージェントであろうと手段は問わず、とにかく一人でも二人でも実際に人を採用してくる実行力になります。

「郷に入れば郷に従え」的に「マインド」「プロセス」を学べれば、活躍の場がダイナミックに広がる

事業会社でコンサルタントと働いたことのある経営企画や経営者やの生の声として、

  • 「コンサルタントは、CEOが持つまだ形になっていないもやもやとした構想やアイデアを、フレームワークを用いて具体的な企画に起こし、形にする能力に長けている」
  • 「企画のスキルさえあれば大きなプロジェクトや予算などを取る能力が高い」
  • 「コンサルタントは独自のフレームワーク持っており、対応する思考力が高い」
  • 「MBAのケーススタディを経験できるのはコンサルタントならでは。事業の組み立て方、戦略について熟知している」

とその技術や能力を高く評価する声ももちろん多数あります。

(参考)なぜベンチャーの経営層にはコンサル出身者がいることが多いのか? https://www.axc.ne.jp/media/careertips/venturefromfirm

一方で、戦略コンサルタントの経営企画と一緒に働いていた事業会社の方曰く、「事業会社でビジネスを成功させるには『戦略』『マインド』『プロセス』の3軸が必要であり、特に戦略コンサルの方は『戦略』には長けているものの、『マインド』『プロセス』への意識が足りない」という指摘もあります。

コンサルティングファームで徹底的に思考力を身につけた上で経営企画に入り、事業会社でやってしまいがちな失敗事例さえ克服できれば、むしろ大きなプロジェクトの指揮など活躍の場がダイナミックに広がっていく可能性が高いと言えるでしょう。

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今回の記事では、経営企画に転職した元戦略コンサルにありがちな失敗とその対策についてお伝えしました。

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