30歳を目前にキャリアを見直し。自身の市場価値やキャリアパスの選択肢を広げるべく国内大手メーカーから転職先に選んだ道とは?

30歳を目前に、キャリアパスの汎用性を高めたいと一念発起し、国内大手鉄鋼メーカーから外資系大手コンサルティングファームへの転職に成功。ひとつの職種や業界で働くリスクを感じた大企業時代のエピソードから、最終的にコンサルファームへの転職を決断するまでを伺いました。

理系大学院を卒業し、新卒で大手鉄鋼メーカーの社内SEへ

ーMさんは、理系で大学院まで進まれています。学生時代はどのような就職活動を行っていましたか。

理系専攻で大学院まで進学していたため、在学中から研究に関連する様々なインターンを経験するチャンスに恵まれました。
もともとものづくりや電機、コンピューターなどが好きなこともあり、大手自動車関連メーカーや外資系のシステム開発企業などで働いたのですが、最終的に大手鉄鋼メーカーに就職した尊敬する先輩から「人や環境が整っていて、情報系が活躍できる場がある」とインターンに誘っていただきました。
とても信頼していた方だったので、これは面白そうだと応募したのが新卒で就職した鉄鋼メーカーとの出会いでした。

ー最終的に大手鉄鋼メーカーに決めたきっかけは何だったのでしょうか。

実際に入ってみるまでは「衰退しているのかな」とイメージしていた鉄鋼・金属産業でしたが、現場で超巨大プラントの制御などあらゆる規模の職務に幅広く触れることで、最先端の技術が採用され日々刷新されていることに「こんなに新しいことを導入しているなんて」と衝撃を受けました。
また、研究していた情報や計算工学の分野を含め様々な専門性を持った精鋭が集まって開発を行う様子を目の当たりにし、「鉄がよくなれば、会社全体が良くなるのだ」とその企業が目指すシンプルな方向に共感したことを覚えています。
そこでインターンが終了した後、そのまま新卒での就職を考えるようになりました。
就職活動では最終的に複数の企業を受けましたが、勤続40年を超える「仙人」のような圧倒的な知識量を持つ方の存在が後押しになりました。

ー入社後はどのような職務を担当されていましたか。

社内SEとして入社してから、最初の3年間は関東の開発部隊で、ベテランから直接指導を受ける、という日々が続きました。
当初から一貫して、システム開発の最先端にいたいという思いがあったのでやりがいのある毎日でした。

「30歳になる」ことを契機に、キャリアパスの汎用性を広げるべく一念発起

―ー希望の職種で順調に技術力を養う中、どのようなきっかけで転職を意識されたのでしょうか。

だんだんと業務内容にも幅が出てきた段階で、社内システムの老朽更新など、先端技術に関わらない仕事も増えてきました。
キャリアパスが自分の希望とは異なる方向に行ってしまうのではないかという不安も感じている中、地方への転勤が決まったのが大きなきっかけでした。
場所を変えて色々と考えた結果、「このままひとつの職種で働くのは業界的にリスクが高いのではないか」と思い当たりました。
市況やニーズを考えたときに人材として汎用性が乏しくなってしまうという結論に至ったことで転職を意識しました。

―その後2年が経ち、転職活動を開始されます。タイミングの契機になったものはありましたか。

「30歳になる」というのが大きなポイントでした。
年齢を意識すると、より一層新しい業界でビジネスを生み出すフェーズを見たい、キャリアとして広い世界を見たいという思いが強くなりました。

―転職活動は具体的にどのような方法でスタートされましたか。

最初はネットで調べるというスタイルでした。
今後について、今の業界でキャリアを進むのであれば海外の鉄鋼メーカーや他の国内大手メーカーという道も一瞬頭をよぎりましたが、それは人材価値として汎用性を高めたいという自分の希望には一致しないと考え早々に思考を転換しました。

自身の市場価値を高めキャリアの可能性を広げるべくコンサル業界へ

―その後どのように業界を絞っていきましたか。

工場系のITエンジニアの枠は選択肢として残していたのですが、自身の市場価値を高めキャリアの可能性を広げるということに転職の目標を設定すると、コンサルタントとして上流から営業までの経験をつめればスキルセットの面が揃い「幅の広がり」を実感できるのではないかと考えるようになりました。
理系は特に縦横的に仕事ができる人材が少なく、特に営業に苦手意識がある場合があります。
幸運なことに、自分にはそういった仕事に苦手に感じる要素がなく、営業やマネジメントスキルと手を動かす技術のどちらも自然に必要だと思えていました。
そのため逆に早く身に着けて当時の段階を突破したいと考え、全てを網羅できそうだという理由でコンサルタントという職種に絞っていきました。

―AXISとの出会いについて教えていただけますか。

AXISとの出会いも、はじめはコンサル転職のエージェントをネットで探していたところからでした。
コンサルタントに適性があるのかということに加えてそもそも自分が転職向きなのかという部分の判断がしたかったので、「現段階でコンサルティング業界への転職や、転職自体タイミングとして適当でない場合には、きちんとお伝えします」という姿勢に惹かれました。

―AXISの対応はいかがでしたか。

相談から約1年後の活動開始が希望だったので、それを伝えるとスタート時期に向けての戦略を立ててくれたりと、他社にはない中長期スパンでのサポート体制が整っており、安心して依頼できました。
実は、企業から直接リファラルでのお誘いも受けていたのですが、そこも踏まえてAXISに相談すると、メリット・デメリットを正直に教えていただきました。対応に誠実さを感じたことから、最後までここにお願いしようと決めました。

―外資系大手コンサルティングファームへ転職を成功されます。入社の決め手は何だったのでしょうか。

まず、業界の中でも一番存在感のある会社に行きたいという気持ちがありました。
どの分野でも「1番と2番は全く違う」という思いは常にありましたし、キャリアパスとして外資で研鑽を積みたいという気持ちがあったので、希望に合致したのが現職のコンサルティングファームでした。
さらに、大手外資系ならではの世界中にある情報やメソッドを使える、知ることができるという点を大変魅力に感じました。
細かい点でいうと、整った都内設備のもと勤務ができるというのも重要な要因でしたし、学際活動に関する支援体制や概念などが充実していたことで将来的な選択肢がより広がると感じられた点も決め手になりました。

コンサルファームでは人材の多様性に刺激を受ける日々

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―入社されてからどんなお仕事をされていますか。

現在は、デジタルやIoTなどに関する特別施設に所属しています。
具体的には工場導入システムのデモンストレーションなどを行い、幅広いお客様に向けて最先端のテクノロジーを駆使した実装体験をしていただいています。
半導体、ケミカル、自動車と様々な分野の最新技術のインプットを続ける毎日で、日々様々な技術に触れることが出来とても魅力的です。
まだまだ日本はこの分野の開発黎明期なので、とても面白味があり充実しています。

―転職してよかったと感じられるのは、どのような部分でしょうか。

特に「人との出会い」が大きいですね。
社内は特に人材のバリエーションが幅広く、そのためシステムの保守まで一貫して対応できるのが現職の強みでもあります。
社内のデータサイエンティストやプログラマーなどのレベルが非常に高く、最新の開発環境やIT技術系のコミュニティでトップ1%に入るカテゴリマスターがいたりと、「もっと話を聞きたい」と思う人との出会いの連続です。

―今後の目標やチャレンジしたいと思われることがあれば教えてください。

現在の会社でマネージャーになるというのが一つのマイルストーンです。
マネジメントスキルと手を動かす技術、そのどちらにも苦がなく自然に必要だと思えているので、この掛け算を強みにしていきたいですね。
その上で、社内でコンサルタントとして一通りのことが身についてから、次は営業に行きたいという希望があります。技術は使ってこそだと考えているので、機会を自ら取りに行く気持ちを忘れず積極的に『最新技術の提案営業』をしていける人材を目指したいと考えています。

―最後に転職を考える方へぜひメッセージをお願いします。

今いる場所に残るのも出るのも、決断としてはどちらも正解だと思っています。
どの業界も世界的な視野でみると可能性は広がっていきます。そこを踏まえて、「将来自分がどうなりたいか」「自分は今後の世界がどうなると思うのか」という自分なりの理想や仮説を信じて進むことが大切だと思います。

また、特に理系にありがちだと思うのですが、好きな場所や好きなことだけに取り組み、機会が来るのを待っていてはもったいないと思います。
私の場合は単一業界でのキャリアに絞るのではなく、何かあった時にどの業界でも生き残れる人材を目指そうと思いコンサルタントへの転職を決めました。
振り返ると、それぞれの背景を客観的な視野で見て自分の考えに沿った決断をすることで、自分の中にある「譲ることのできない部分」を見つめ直すきっかけにもなるのではないかと感じます。

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