昨日私は、初マラソンを東京マラソンという素晴らしい舞台で
経験してまいりました。
前日、夜10時に寝床に入ったわけですが、
遠足の前日くらい興奮してすぐに夜11時半ころに起きてしまいました!
(初々しさ満載です)
その後何度も寝よう寝ようと努力したのですが、、、結局2時ころまで
寝付けなく、朝は5時に起床しました。
朝食はうどん。カーボローディングです。
3日くらい前から、食事は炭水化物にすると良いと本に書いてあったので
先週は基本的にパスタやうどん、ご飯などを多く取っておりました。
結局のところ、効果があったのか、無かったのか、分かりませんが、
何でも良いと言われることはやったほうが良いです!
さて、6時半位に家を出るわけですが、あいにく、しとしと雨が降っております。。
しかも気温も低いようで、どんな格好で走ろうかなー、と最後まで悩みました。
結局、1999年版FC東京幻のユニフォームで参加することに。
当時大好きだった右サイドバックの背番号12、梅山修のレプリカです。
背中に「UMEYAMA」と書いてあったので、知らない人は僕のことを
梅山っていう名前なんだろうなー、と思われたことでしょうね。
残念。僕は荒木田ですから。
たぶん、現在のFC東京ファンでも梅山修を知っている人は
10%くらいじゃないでしょうか。
さて、新宿都庁前について到着!
周囲を見回して、最初に思ったこと。
「みんな足がスマートで、デブっている奴がいない!
確実に僕よりも体脂肪率は5%~10%すくないだろー。
しかも顔もいい感じで茶色くて、
若いころの三遊亭楽太郎みたいな人ばっかり!
結構練習しているんだろうなぁ。」
もう、雰囲気に呑まれております。
この時点で
「周囲の皆さんにはかないません。
私はハジッコの方で、邪魔しないように走ります、ハイ。。」
負け犬根性で心は溢れ返っております。
その後、手続きを終えると、スタート地点で待ちます。
しかし昨日は気温5度くらいで雨が降る中40分ほど待たされました。
泣きそうです。。。手が凍えて、、、直前皆さんからメールをもらったのですが
手が凍えて返信する気が起きません。
そしていよいよ9時10分スタート。随分遠いところ
「パァーン!!」
と音がしましたが、我々はかなり後ろですので、動きがありません。
10分くらいしてやっとスタート地点を通過することに。
私は自分に力がないことがよーーーく分かっておりますから、
トコトコ歩き始めました。周囲の楽太郎な皆さんはガンガン抜いていきます。
本当にトコトコなので、100名に抜かされて1名を追い抜く、くらいのペースです。
すると3km地点で
「FC東京がんばりましょう!!!」
と同じくFC東京レプリカを来た若いお兄さんに激励を受けました。
私も「東京!!」と返しました。
変な挨拶ですが、東京ファンであれば、これが基本の挨拶です。
10km地点の皇居周辺でも
「東京ガンバレー!」
というべガルタ仙台サポーターから声援を受けました。
FC東京ユニフォームの選択は正解でした。
FC東京同士、Jリーグサポーター同士のつながりを感じあいつつ、
励ましあいます。
でも私にとって最高だった掛け声は、同じFC東京レプリカのお兄さんが
掛けてくれた言葉。
「梅山、しぶいっすね!」
おお!梅山修を理解してくれる人がいる。この渋さを理解してくれる人がいる!
本当にうれしかった。
最初の15kmは本当に気持ち良く走れました。雨が降っており寒いのですが、
周囲の「がんばれー」という声援と、ところどころやっているイベントの歌声に
乗せられるのです。
竹橋ではYMCAで盛り上がりましたし、御成門のあたりでは
アースウインド&ファイヤーのSptemberでノリノリです。
やはりこれはマラソン大会を超えた、東京全体のイベントなんですよね。
15km地点を過ぎたところで、弊社プレジデントが傘をもって、ガードレールから
身を乗り出して一人で応援に来てくださっておりました。
本当に感謝!!!!
あれだけ寒い日に雨が降る中、いつ到着するかどうかも分からない中。。。
ただ、私は握手だけしてすぐ走りました。
負け犬根性ながら「25kmまでは止まらない、歩かない!」
と決めておりましたので。
初マラソンで最後想像もできない状況になるので、想像できそうな
25kmまではどんなに遅くても止まらず走ろうとノルマを与えておりました。
そんなことで、弊社プレデントには非礼ですが、すぐに走り去りました。
そんなわけで、社長ご容赦ください。ただ孤独な中、いつも見る顔に会えるって
素晴らしいです。力になりました。
次に26km地点には、弊社現メンバー、OBOGの方々が応援に
来てくださりました。こちらにも本当に感謝です。
しかしこのメンバーに本当に感謝するのはもう少し後でのこと。
いよいよ私にとっての未知の領域に突入いたします。
そこで今回のマラソン最大の失敗をしてしまいました。
28km地点で、ストレッチを行いました。
そこで、疲れ切った体に対して普段同様のストレッチを行ったところ、
左のふくらはぎに激痛が。ピキッと来ました。
しまったぁ!!
そこからは、本当にゆっくりゆっくりと歩きます。
しかし、とうとう32km地点で、ベンチに座ります。
そこで、先ほど応援してくれた山口さんに電話。
山口さんは昨年の東京マラソンを完走しております。
「まずゆっくり休んで、良くマッサージすること。
それから塩分を取って!!」
言われた通り、ゆっくり休んで、良く揉んで、塩飴を沢山
なめました。10分くらい休んで歩き始めたところ、再度
明日歩けるようになりました。
本当に的確な山口さんのアドバイス感謝感謝です!!
35km地点では先ほどのメンバーが再度登場。
ここでも1分くらい休みました。
ちなみに30km~35kmはあまり記憶がないんですよね。。。
この5kmは55分かかりました。
朦朧としていたところに、いつものメンバーの顔を観ることが
できると本当に安心感があります。感謝感謝!!
あと36~37km地点でもらった、タリーズコーヒー様からの
温かいコーヒーの差し入れ、本当においしかったです。
人生で一番おいしいコーヒーでした。
「救われました、感謝いたします!」
と心の底からお礼を言いました。
こういうふれあいがあること、人のありがたみを理解できるのも
マラソンの素晴らしいところなんだと感じましたね。
41kmを越えたところで、女性の最高齢ランナーに抜かれました(苦笑)。
御蔭様で家でテレビチェックしたら、映ってましたよ。
旦那さまが手を引いて、二人で歩んでおりました。
ここは感動するところですから、負けてあげないといけませんね、
ということで納得しておきます。
実際心の中では「あり得ねぇーだろ」と思っておりましたが
体が動きません。あのお婆ちゃんには次回リベンジということで。
そして、ゴールを迎えることに。
ゴールを迎える最終コーナーで5時間55分20秒くらいでしたので、
「これは5時間55分55秒を狙おう!」
と思いましたが、、、、ダッシュできません。
何度も言いますが、体が動きません。
結局私の初マラソンは5時間56分23秒でゴールいたしました。
個人的には
①完走すること
②できれば6時間を切ること
を目標にしていたので、満足ですよ。
ただし次回に向けて、最高齢のお婆ちゃんに勝つという
新たなノルマをいただいたので、できれば来年も参加したいと思います!!
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前日、夜10時に寝床に入ったわけですが、
遠足の前日くらい興奮してすぐに夜11時半ころに起きてしまいました!
(初々しさ満載です)
その後何度も寝よう寝ようと努力したのですが、、、結局2時ころまで
寝付けなく、朝は5時に起床しました。
朝食はうどん。カーボローディングです。
3日くらい前から、食事は炭水化物にすると良いと本に書いてあったので
先週は基本的にパスタやうどん、ご飯などを多く取っておりました。
結局のところ、効果があったのか、無かったのか、分かりませんが、
何でも良いと言われることはやったほうが良いです!
さて、6時半位に家を出るわけですが、あいにく、しとしと雨が降っております。。
しかも気温も低いようで、どんな格好で走ろうかなー、と最後まで悩みました。
結局、1999年版FC東京幻のユニフォームで参加することに。
当時大好きだった右サイドバックの背番号12、梅山修のレプリカです。
背中に「UMEYAMA」と書いてあったので、知らない人は僕のことを
梅山っていう名前なんだろうなー、と思われたことでしょうね。
残念。僕は荒木田ですから。
たぶん、現在のFC東京ファンでも梅山修を知っている人は
10%くらいじゃないでしょうか。
さて、新宿都庁前について到着!
周囲を見回して、最初に思ったこと。
「みんな足がスマートで、デブっている奴がいない!
確実に僕よりも体脂肪率は5%~10%すくないだろー。
しかも顔もいい感じで茶色くて、
若いころの三遊亭楽太郎みたいな人ばっかり!
結構練習しているんだろうなぁ。」
もう、雰囲気に呑まれております。
この時点で
「周囲の皆さんにはかないません。
私はハジッコの方で、邪魔しないように走ります、ハイ。。」
負け犬根性で心は溢れ返っております。
その後、手続きを終えると、スタート地点で待ちます。
しかし昨日は気温5度くらいで雨が降る中40分ほど待たされました。
泣きそうです。。。手が凍えて、、、直前皆さんからメールをもらったのですが
手が凍えて返信する気が起きません。
そしていよいよ9時10分スタート。随分遠いところ
「パァーン!!」
と音がしましたが、我々はかなり後ろですので、動きがありません。
10分くらいしてやっとスタート地点を通過することに。
私は自分に力がないことがよーーーく分かっておりますから、
トコトコ歩き始めました。周囲の楽太郎な皆さんはガンガン抜いていきます。
本当にトコトコなので、100名に抜かされて1名を追い抜く、くらいのペースです。
すると3km地点で
「FC東京がんばりましょう!!!」
と同じくFC東京レプリカを来た若いお兄さんに激励を受けました。
私も「東京!!」と返しました。
変な挨拶ですが、東京ファンであれば、これが基本の挨拶です。
10km地点の皇居周辺でも
「東京ガンバレー!」
というべガルタ仙台サポーターから声援を受けました。
FC東京ユニフォームの選択は正解でした。
FC東京同士、Jリーグサポーター同士のつながりを感じあいつつ、
励ましあいます。
でも私にとって最高だった掛け声は、同じFC東京レプリカのお兄さんが
掛けてくれた言葉。
「梅山、しぶいっすね!」
おお!梅山修を理解してくれる人がいる。この渋さを理解してくれる人がいる!
本当にうれしかった。
最初の15kmは本当に気持ち良く走れました。雨が降っており寒いのですが、
周囲の「がんばれー」という声援と、ところどころやっているイベントの歌声に
乗せられるのです。
竹橋ではYMCAで盛り上がりましたし、御成門のあたりでは
アースウインド&ファイヤーのSptemberでノリノリです。
やはりこれはマラソン大会を超えた、東京全体のイベントなんですよね。
15km地点を過ぎたところで、弊社プレジデントが傘をもって、ガードレールから
身を乗り出して一人で応援に来てくださっておりました。
本当に感謝!!!!
あれだけ寒い日に雨が降る中、いつ到着するかどうかも分からない中。。。
ただ、私は握手だけしてすぐ走りました。
負け犬根性ながら「25kmまでは止まらない、歩かない!」
と決めておりましたので。
初マラソンで最後想像もできない状況になるので、想像できそうな
25kmまではどんなに遅くても止まらず走ろうとノルマを与えておりました。
そんなことで、弊社プレデントには非礼ですが、すぐに走り去りました。
そんなわけで、社長ご容赦ください。ただ孤独な中、いつも見る顔に会えるって
素晴らしいです。力になりました。
次に26km地点には、弊社現メンバー、OBOGの方々が応援に
来てくださりました。こちらにも本当に感謝です。
しかしこのメンバーに本当に感謝するのはもう少し後でのこと。
いよいよ私にとっての未知の領域に突入いたします。
そこで今回のマラソン最大の失敗をしてしまいました。
28km地点で、ストレッチを行いました。
そこで、疲れ切った体に対して普段同様のストレッチを行ったところ、
左のふくらはぎに激痛が。ピキッと来ました。
しまったぁ!!
そこからは、本当にゆっくりゆっくりと歩きます。
しかし、とうとう32km地点で、ベンチに座ります。
そこで、先ほど応援してくれた山口さんに電話。
山口さんは昨年の東京マラソンを完走しております。
「まずゆっくり休んで、良くマッサージすること。
それから塩分を取って!!」
言われた通り、ゆっくり休んで、良く揉んで、塩飴を沢山
なめました。10分くらい休んで歩き始めたところ、再度
明日歩けるようになりました。
本当に的確な山口さんのアドバイス感謝感謝です!!
35km地点では先ほどのメンバーが再度登場。
ここでも1分くらい休みました。
ちなみに30km~35kmはあまり記憶がないんですよね。。。
この5kmは55分かかりました。
朦朧としていたところに、いつものメンバーの顔を観ることが
できると本当に安心感があります。感謝感謝!!
あと36~37km地点でもらった、タリーズコーヒー様からの
温かいコーヒーの差し入れ、本当においしかったです。
人生で一番おいしいコーヒーでした。
「救われました、感謝いたします!」
と心の底からお礼を言いました。
こういうふれあいがあること、人のありがたみを理解できるのも
マラソンの素晴らしいところなんだと感じましたね。
41kmを越えたところで、女性の最高齢ランナーに抜かれました(苦笑)。
御蔭様で家でテレビチェックしたら、映ってましたよ。
旦那さまが手を引いて、二人で歩んでおりました。
ここは感動するところですから、負けてあげないといけませんね、
ということで納得しておきます。
実際心の中では「あり得ねぇーだろ」と思っておりましたが
体が動きません。あのお婆ちゃんには次回リベンジということで。
そして、ゴールを迎えることに。
ゴールを迎える最終コーナーで5時間55分20秒くらいでしたので、
「これは5時間55分55秒を狙おう!」
と思いましたが、、、、ダッシュできません。
何度も言いますが、体が動きません。
結局私の初マラソンは5時間56分23秒でゴールいたしました。
個人的には
①完走すること
②できれば6時間を切ること
を目標にしていたので、満足ですよ。
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