SAPビジネスに関わる人材の役割は変化します！

昨日、SAPジャパンのエデュケーション・サービス事業本部長、
小山様のお話を聞く機会を頂きました。

題材は「SAPビジネスにおける人材育成動向」。

以前SAPビジネスに関わっていた身としては非常に
興味深い題材です。

大きくSAPビジネスは時代の流れと共に、下記の３つの
時代に分けることが出来ます。

‘９０年代　SAP　R/3・・・データ中心の時代
【目的】
・ビジネスプロセスの統合と自動化
・ビジネスプロセスの効率化と標準化の追求

‘００年代　mySAP　ERP・・・プロセス中心の時代
【目的】
・企業の成長とイノベーションの追求

‘１０年代　SOA・・・ユーザ中心の時代
【目的】
・成長・競争戦略を支える柔軟な仕組みの実現
・一貫性・透明性のあるインフラの実現


これからERPもSOAの時代に突入するにあたり、
SAPの製品知識をもつコンサルタントではなく、
ビジネスプロセスを全社的に最適化を図れる人材が
求められてきます。

イメージとしては、SAP製品でビジネスプロセスシナリオ毎に
機能を提供するので、コンサルタントはビジネスプロセスを
定義して、SAPが提供するシナリオをつなぎ合わせるだけ
になっていくようです。

凄い画期的！
多分業務フローさえ出来れば、それこそＶＩＳＩＯをいじっている
ような簡単操作でカスタマイズが出来るようです。

本当にドイツ人の考えることは凄いですし、実現する努力も凄い。

今までの製品オリエンテッドなスキルセットから、業務シナリオを
組み立てる能力が求められる。。。
SAPビジネスの人材も、本格的にビジネスプロセスコンサルタント
と呼ばれるようになっていくのですね。



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