こんにちは。
今回は、最近のキーワードについてコラムを書きたいと思います。
最近、クラウドコンピューティングという言葉を頻繁に目にします。
新聞や、テレビで特集が次々と組まれ
『新しい時代の流れ』
『ビジネスの大変革』などの言葉で注目されている
キーワードの一つです。
クラウドコンピューティングとは何か?
クラウドサービス提供会社が大規模なデータセンターから
ソフトウェアやハードウェアをネットワーク経由で提供し、
それを利用者がサービスとして利用する事を指します。
通常は必要に応じて自らハードウェアやソフトウェアを購入して利用するので、
多額の設備投資が必要になりますが、
クラウドコンピューティングは、必要なサービスの料金だけを支払うので
最低限の投資ですむところにも魅力があります。
これは、利用者にとってはとても便利な仕組みで、
最近の低価格パソコンはこのような仕組みが前提になっています。
先日読んだとある記事によると
2015年にはクラウドコンピューティングが企業に浸透するという事でした。
このクラウドが浸透する事は、企業内SIの必要性が減少し、
SIビジネスが縮小する可能性を意味しています。
特に大きな打撃が考えられるのが基盤系を得意とするシステム会社です。
そして、この流れに反応ている会社も出てきています。
最も早い動きをしたのがIBMです。
今年の8月にクラウドコンピューティングセンターを立上げ、
社内体制も整えてきています。
今後は基盤系を得意とするシステム会社やハードウェアの提供会社も
同様の動きが出てくる可能性があります。
つまり基盤系SEの皆さんは、
これからの10年の流れを読みながらキャリアを選ぶ必要があるのです!!
時代が変わり、時代のニーズで広がりつつある『クラウドコンピューティング』。
今後のキャリアパスを考える意味でも注目していきたいと思います。
P.S.
先日、自宅の近くの喫茶店の前に黒板がおいてあり、
そこに『お客様募集中!!』と書いてありました。
思わず笑ってしまって、お店の中をのぞいてみると複数組のお客さんが!
意外とお客さんが入っているな~っと感じました。
恐らく看板に惹かれてお店に入ったのでしょう。
何事もインパクトは大切だな~っと感じた今日この頃でした。