こんにちは。寒い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
今回は、今年のITキーワードの一つの『グリーンIT』についてです。
『グリーンIT』という言葉をよく聞きますよね。
『グリーンIT』とは何か??
というと、日本国内では明確な定義はされていない様です。
ただ、米国のEPA(環境保護庁)では下記のように定義されています。
『グリーンITとは、環境配慮の原則をITにも適用したものであり、
IT製品製造時の有害物質含有量の最小化、データセンターのエネルギーや
環境面での影響への配慮、さらには、リサイクルへの配慮等も含めた
包括的な考え方である』
恐らく日本国内でもこれが定義と考えて良さそうなので、
『省エネ』『リサイクル』が主なポイントの様です。
そこで、色々と調べてみると日本には『グリーンIT協議会』という組織があり、
ここが国内の『グリーンIT』を推進しているようです。
加盟している企業は『アクセンチュア』『NTTデータ』『CTC』など
錚々たる企業ばかりです。
知らなかった私は、ちょっと恥ずかしくなりました。。。
この組織では『グリーンITアワード』を毎年選出しており、今年も表彰されています。
http://www.greenit-pc.jp/topics/release/pdf/green-it-award_080925.pdf
表彰されたのは、
基本的には、サーバやデータセンターの省エネ機器が中心なんですが、
私が注目したのは『農業情報管理システム』というソフトウェアです。
このシステムは、衛星情報より麦の育成状況をチェックして、
最適なタイミングで収穫することで
CO2を削減できるというソフトウェアの様です。
なるほど~。
ただ、農業のプロフェッショナルの皆さんが
収穫時期を間違えることがあるのかな??
という疑問が頭に浮かびながら読み進めると
『農業分野へのIT 利用という視点がユニークである』
というコメントが、、、
確かに!!
『農業』=『グリーン』は容易に想像がつきますので、
まさに『グリーンIT』!!
『省エネ』『リサイクル』だけが『グリーンIT』ではないんですね~。
とは言っても、私が出来るのは『省エネ』ぐらいですので、
なるべく実践していきたいと思います。
『グリーンIT』 今年のキーワードです!!