いよいよ4月を迎えました。弊社も2名の新人さんをお迎えして、
心機一転フレッシュに行きます。
3月11日の震災以降、我々人材ビジネスで働いている者は、
求人動向に目を光らせておりました。
「どれだけ、企業は採用を止めるのだろうか」
業界の人、全てはこの思いをめぐらせて仕事をしていたに違いないです。
我々は、コンサル業界、IT(SI、WEB)業界、製造業をメインに企業と
お付き合いしております。その中でも、コンサルティング業界を中心として
転職サポートしております。
(コンサルになりたい!から、コンサルから他業界に行きたい!までカバー)
ですので、コンサル業界の求人動向には、かなり神経を使って推移を見ておりました。
3月末時点の最新状況。現段階では、急に求人を縮小する傾向には無いようです。
リーマンショックとは異なり、下記が理由かと思われます。
・リーマンは世界全体の問題。今回は日本固有の問題。
・日本は製造業の国。
・コンサルティング業界に仕事を依頼出来るような日本の製造業は
既にグローバル化を果たしており、グローバル案件は
引き続き実施されるため、大手コンサルティング会社自体、案件はある
・よって、急激に採用を止めるような事はしない
・さらにIFRSの対応などは、いずれやらなければいけないため、
引き続き実施する
ただし、小規模のベンチャー企業の経営者の中には、今後の景気動向を
しっかり見極めたいという会社は採用を一旦止めております。
影響はそれくらいでしょうか?
当然ここ数年求人を牽引しているWEB業界も引き続き採用をしております。
ほっと胸を撫で下ろす心境ではありますが、ここで気を抜いてはいけません。
じつはリーマンショックも、2008年9月に起き、求人が減ったのは2008年11月。
本当に見極めるのであれば、4月5月の動向を見極めなければいけません。
求職者の方へのアドバイスとしては、ありきたりにはありますが、
求人が開いている内に活動すべき、ということくらいでしょうか。
今後の展開は原発などもあり、流動的ではありますからね。
ただ、決して、リーマンのように悲観的では無いです。
コンサルティング業界の求人動向は大丈夫!