こんにちは!
Executive Consultantの志賀です。
今回の独り言は「報酬の支払い」についてです。
ヘッドハンティング時の相場としては、入社した人の年収の
35%~50%以内が一般的とされています。
どの人材サーチ会社もあまり大差はないと言えるでしょう。
しかし報酬を支払うタイミングは会社によって異なります。
報酬の支払い方は大きく「成果報酬方式」と
「リテーナー(前金制)方式」の2種類にわけることが出来ます。
成功報酬方式とは候補者が見つかり、その方の入社が
確定した時点で全額を支払う方式のことをいいます。
ヘッドハンティングの依頼をした会社の都合で一度決まった
採用を取り止めた場合でもこちらの報酬は支払われる事になります。
リテーナーは一部もしくはほぼ全額を前金で支払う方式の事をいいます。
一部を前金で残りを成功報酬とする場合や契約時・候補者が
面接へ進んだ段階・入社決定時の3回に分けたりとその支払い方は
様々になります。
しかし、いずれの方式を利用したとしていても最終的に支払う金額は
ほとんど変わりません。どの方式を利用するにしても、支払い方は
口約束ではなくきちんとした契約書をとりかわすようにして下さい。
契約書をつくっておかないと話をした時よりも高額な支払いをしなければ
ならなくなることがあります。
前金を払っているのに候補者を紹介してもらえない場合もあるので、
その際は何割か返金を求める契約にしておくことをお勧めします。
企業が複数のヘッドハンティング会社をかけ持ちしていて
報酬の支払いを成功報酬方式にされてしまうと散々働いて
無報酬になる危険性もあります。
ですが、複数の人材会社に依頼するとヘッドハンターのやる気が
半減してしまう可能性があるので、信頼出来る1人のヘッドハンターに
任せた方がいい結果が出しやすくなります。
【志賀 正明 (ExecutiveConsultant)】
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