こんにちは!Executive Consultantの志賀です。
今回の独り言は「アメリカにおけるヘッドハンティング①」についてです。
アメリカには7000社ものヘッドハンティングの企業があり、
この量からも分かるようにヘッドハンティングに対する
イメージが日本とは大きく違っています。
7000社もあるヘッドハンティング企業は大きく分けて
『Contingencyタイプ』と『Retainerタイプ』の2種類に分類することが出来ます。
◆Contingency
Contingencyは、日本の登録型人材紹介会社のように、
紹介した人材が採用にまで至った際に、
企業から『Contingency Commission』という成功報酬が
支払われる仕組みになっています。
◆Retainer
Retainerは、ヘッドハンティングに必要なポジションごとに、
企業からRetainerと呼ばれる専門家によるコンサルティ
ング料金が支払われる仕組みとなっています。
Contingencyが対象とするのは、年収$75.000(900万円)~
$1150.000(1800万円)の候補者になります。
Retainerの方は、年収$1150.000(1800万円)以上の
エグゼクティブクラスを対象にしています。
日本では年収400、500万円程の候補者でも人材紹介が
活発に行われていますが、アメリカのヘッドハンティング企業は
いずれにしても日本で言う年収1000万円ほどのエグゼクティブクラスを
対象とした厳しいものとなっています。
【志賀 正明 (ExecutiveConsultant)】
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