新入社員をキャリアコンサルタントに育てる

弊社の主なビジネスはキャリアコンサルティング事業。
当然、キャリアコンサルタントの育成は、会社の成長に
欠かせないものです。

弊社は今年の4月に2名の新入社員を迎えました。
今年の新人は2名とも女性。
彼女達も今月で新入社員研修を終えて、来月には
各事業部に配属される予定です。
（Ｋさん、Ｙさん、超ガンバレ！）

我々は社会人経験のある方々の転職をサポートする仕事ですから、
社会人経験の無い新人がキャリアコンサルティングすること自体
無理っぽいのである。

当然そんなことを知った上で新入社員を採用しています。

弊社の代表の想いとして、次世代への継承、というテーマがあります。
ベテランから新人までバランス良く配置し、弊社のDNAや経験を
しっかりと引き継いで行くために新人は重要です。
また、若手社員が育つために、自分よりも下の社員に刺激されることも
重要です。
こういう継続性をしっかり考えている、自分の会社が結構好きです。

さて、新入社員といっても、お客様の人生を左右する仕事です。
お客様にとって、ベテランも新人もありません。
当然アクシスコンサルティングの品質をしっかりと植え付かせることが
我々の任務でもあります。

そのために我々は、新人や中途で入社した社員に対して、
徹底したロールプレイングを実施いたします。

下記の通り行います。

１：前提決め
・弊社へのエントリーは、WEBへの登録か？ヘッドハンティングか？
・転職マインドは高いか？低いか？
・性格はきつめか？柔和か？
・年齢は？
・過去の経歴は？
・事前に職務経歴書はいただけているか？
などあらゆる想定されることを決めます。

２：メンバー
キャリアコンサルタント役の他に、
・転職希望者
・アドバイザー２名（うち１名がタイムキーパー）
など役割を決めて実施。

約１時間と設定して終了してから、キャリアコンサルタント役は
振り返りをして事前に目標としていたことが出来ているかどうか？
アドバイザーは客観的に意見を伝えます。

弊社では、ここで出されるアドバイザーからの点数が８０点を超えないと
現場に出ることが出来ません。
また、現場に出ても仕事が上手く行っていないコンサルタントは
ロールプレイングを再度行います。

今週、弊社の新人２名が初めてロールプレイングを行いました。
まぁ、頑張っていますが、当然ビジネスレベルで言いますと、
大相撲午前中の取り組みくらいのレベルですね。
今後の成長に期待します。

ちなみに一昨年の新人の初回は－２０点からスタートしました（笑）。
それから比べれば全然良かったと思いますYO！

だいたい８０点が取れるためには最低２０回くらいは行います。
工数がかなりかかりますから、先輩社員も必死です。

人材紹介業界内では、各企業研修に関してはかなりマチマチなはず。
こういう、手間ヒマかけても人を育てる！という強い意思があれば
我々は生き残れるのではないかな？と考えたりしています。