こんにちは。
キャリアコンサルタントの最上裕司です。
普段転職をお考えの方とお会いする際、
キャリアコンサルタントとして意識するのが「市場価値」。
ご本人が優秀かどうか、ということではなく、転職マーケットから見た市場価値です。
平たくいうなら「転職しやすいキャリアかどうか」ですね。
安定企業と言われるような会社であってもどうなるか分からないのが今のご時世。
言うまでもなく「市場価値」を高めておくことは重要です。
いつ何刻会社から放り出されたとしても、マーケットから必要とされる人材でないと、
転職活動もままならないわけですから。
ということで、普段、キャンディデイトの話を伺いながら、
市場価値をいかに高めていくか、という点についてもプロの視点で
アドバイス差し上げるわけです。
が、一方で、市場価値が全てではないよね、という想いもあります。
自分の話で恐縮ですが、例えば私はNTTデータで公共分野の営業職として
10年近くキャリアを積んできました。
SI営業というキャリアを積むのであれば、この上なく高い市場価値を持っています。
ところが2008年10月、現職アクシスコンサルティングに転職。
キャリアコンサルタントにキャリアチェンジです。
しばらくは「元のキャリアルート」に戻れたとは思いますが、さすがに3年近く経つと
それも厳しいでしょうね。
今、私が客観的に自分の経歴を見たら、「この人もったいないなぁ」と思うことでしょう。
NTTデータに残ったままであれば市場価値はもっと高まっていただろうに、と。
しかしながら、小さなベンチャー企業に、それもキャリアチェンジして転職したわけで、
市場価値的に言うなら「大暴落」です。
では今自分が不幸かというと、むしろNTTデータ時代よりも活き活きと働けていると思います。
ちなみにNTTデータ時代が不遇でつまらなかったわけではなく、NTTデータ時代も楽しんでました。
多分、NTTデータ全社員の中でもNTTデータを好きな度合いはかなり上位だったかと(笑)
市場価値(と給料w)は暴落したものの、得たものも多いなと思っていますし、
なにより充実しています。
市場価値を高める(落とさない)選択はそれはそれで重要ですが、
一方で自分が本質的に何を目指して、どういうキャリアを歩もうとしているのか、
ということも、市場価値とは別のところで重要です。
もちろん、自分が目指す方向に進むことが、市場価値を高めることにつながれば
それがベストですが、私のような選択も決して否定はできない「道」なのかな、と。
ただし、市場価値を落とす選択をする際には、それなりの「覚悟」であり、
「腹をくくる」必要はあるとは思いますけどね。
その辺も含めて幅広くキャリアを示すよう、心掛けています。
是非、ご相談下さい。
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キャリアコンサルタントの最上裕司です。
普段転職をお考えの方とお会いする際、
キャリアコンサルタントとして意識するのが「市場価値」。
ご本人が優秀かどうか、ということではなく、転職マーケットから見た市場価値です。
平たくいうなら「転職しやすいキャリアかどうか」ですね。
安定企業と言われるような会社であってもどうなるか分からないのが今のご時世。
言うまでもなく「市場価値」を高めておくことは重要です。
いつ何刻会社から放り出されたとしても、マーケットから必要とされる人材でないと、
転職活動もままならないわけですから。
ということで、普段、キャンディデイトの話を伺いながら、
市場価値をいかに高めていくか、という点についてもプロの視点で
アドバイス差し上げるわけです。
が、一方で、市場価値が全てではないよね、という想いもあります。
自分の話で恐縮ですが、例えば私はNTTデータで公共分野の営業職として
10年近くキャリアを積んできました。
SI営業というキャリアを積むのであれば、この上なく高い市場価値を持っています。
ところが2008年10月、現職アクシスコンサルティングに転職。
キャリアコンサルタントにキャリアチェンジです。
しばらくは「元のキャリアルート」に戻れたとは思いますが、さすがに3年近く経つと
それも厳しいでしょうね。
今、私が客観的に自分の経歴を見たら、「この人もったいないなぁ」と思うことでしょう。
NTTデータに残ったままであれば市場価値はもっと高まっていただろうに、と。
しかしながら、小さなベンチャー企業に、それもキャリアチェンジして転職したわけで、
市場価値的に言うなら「大暴落」です。
では今自分が不幸かというと、むしろNTTデータ時代よりも活き活きと働けていると思います。
ちなみにNTTデータ時代が不遇でつまらなかったわけではなく、NTTデータ時代も楽しんでました。
多分、NTTデータ全社員の中でもNTTデータを好きな度合いはかなり上位だったかと(笑)
市場価値(と給料w)は暴落したものの、得たものも多いなと思っていますし、
なにより充実しています。
市場価値を高める(落とさない)選択はそれはそれで重要ですが、
一方で自分が本質的に何を目指して、どういうキャリアを歩もうとしているのか、
ということも、市場価値とは別のところで重要です。
もちろん、自分が目指す方向に進むことが、市場価値を高めることにつながれば
それがベストですが、私のような選択も決して否定はできない「道」なのかな、と。
ただし、市場価値を落とす選択をする際には、それなりの「覚悟」であり、
「腹をくくる」必要はあるとは思いますけどね。
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