今回は私の実体験の話です。
中途採用の転職ではなく、新卒のときの面接。
現在キャリアコンサルタントという仕事をしていることを予期するかのように、
当時から面接は結構自信がありました。
そんな自信満々な私が、ある国内系IT企業で面接を受けた時のこと。
面接室に入り、一通りの挨拶をして席に座り第一問目。
面接官
「それでは、本日ご自宅からこちらの会場まで、どのように
いらっしゃったか、説明いただけますでしょうか?」
私
「はい。自宅から徒歩3分程度のバス停から、○○行きの都バスに乗り、
この会場の近くのバス停で下車して参りました。」
面接官
「はい。ありがとうございました。では終わります。」
私
「ええーー???(心の中)」
そしてさらにびっくりすることに、数日後葉書にて、
今回の選考見送りの連絡。。。
いったい、あの会社は、何を見たのだろう。
何の根拠で落としたのだろう。もし落とすことが決まっていたのであれば、
その面接の存在価値は、なんなのだ??
あれから、16年経ちますが、未だにわかりません。
未だに納得がいかず、街中でこの会社の社名を見る時に、
フツフツと怒りがこみ上げてくる時があります。
16年経ったのだから、いい加減忘れろ!と大人な自分が
ささやきますが、無理です(笑)。
逆に言いますと、面接という場を通じて、
面接を受けている方々のその会社に対する印象は決まってしまいます。
是非面接官の皆さん、将来のお客様になるような方と面接している
ことを忘れずに、一回一回の面接をしていただければと願います。