こんにちは。
先週の日経新聞に上場企業の2012年3月期決算の
集計結果の記事が出てましたね。
世界的な資源需要の拡大が追い風となった商社や、
スマートフォンの市場拡大をとらえた通信などが利益を伸ばした
非製造業の連結経常利益が前の期に比べ6%増えました。
一方、製造業は自然災害によるサプライチェーン寸断や、
円高などが響いた自動車や電機などを中心に24%の減益となり、
製造業と非製造業の明暗が分かれた形となりました。
日本にとって、中国は最大の貿易国ですが、
その貿易額の大半は今回減益となった製造業の企業が占めています。
サービス業を含めた非製造業はまだまだ貿易額は少なく、
まだまだかなりポテンシャルがある分野と言えます。
弊社はこのサービス業に属していますが、
グローバル展開を目的に日中管理学院を2010年に設立しました。
ここでは、中国への人材紹介、日本企業の中国進出支援サービス、
日中のビジネスコンサルティングなどを手がけています。
今月初めに楽天が中国検索大手の百度と共同で立ち上げた
『楽酷天』を5月末に閉鎖し、中国からEC(電子商取引)事業を
撤退すると発表しました。楽天のようなネット業界大手企業でも
中国への事業展開の難しさを痛感させるニュースでした。
それでも、楽天のようなインターネット企業に関わらず、
世界でも随一のレベルの高さを誇る日本のサービス業の企業が、
中国において得られる新しいビジネス・チャンスをはたくさんあると考えられています。
現在、中国に限らず、世の中のグローバル化、海外進出系の話は後を絶ちません。
転職マーケットにおいても、今まで企業から重宝されてきた経験・スキルも、
グローバル化の流れで、評価されない時代になりつつあります。
マーケットが日々進化する現在、常に好奇心と学ぶ意欲を持ちながら、
グローバルを含めたマーケット全体を捉えてスピード感を持って
仕事が出来る方が、益々求められてくると思われます。
改めて今の自分の働き方を振り返り、外に一歩踏み出してみようと
感じる方がいれば、是非ご相談ください。
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