オリンピックも無事終了。メダリストの皆さん本当に素晴らしいですね。
どれだけの努力を積み重ねてきたかと思うと、本当に頭が下がります。
そして、オリンピックに出たい!メダルを取りたい!という強烈な目的意識、
素晴らしく思います。
オリンピック選手の活躍を見て、思い出した話があります。
私のFacebookでも書き込んだ一つのエピソードを再度共有します。
実際に私がお会いしたサッカーの指導者から聞いた話。
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先日、元Jリーガーで、現在は地方で小学生から中学生までを対象としたクラブチーム
経営者とお会いした。私よりも若い方で、一時期ブラジルでプロを目指したとか。
その方が言ったことが凄く印象的でした。
『子供が小学生低学年くらいまでは、親が「うちの子プロになれるかしら」と夢を見るし、
子供にもドンドン夢を見させる。しかし小学校高学年から中学生になると、
親が自分の子供にその可能性が無いことを感じ始め
「サッカーでプロになれるのはごく一部の人なのだから、勉強しなさい!」となる。
子供に夢を持って欲しいとか親は勝手に言うけど、夢をつぶしているのは、ほとんど、
親の場合なんだよ。まだ中学生くらいまでは子供もプロの夢を捨ててないからね。
だから、お願いだから親には子供の夢をつぶすようなことだけはして欲しくないんだよ』
*
きっと、メダリストの両親や周辺の指導者は、選手の夢を子供の頃から壊さず、きちんと
育てて来たのでしょう。私には10歳の息子がおりますが、夢を壊してきたほうです。
上記の指導者の言葉を聞いて本当にショックを受けました。
自分は今までどれだけ夢を壊してきたのだろう、と。
小学3年生まで息子は【プロの囲碁棋士になる!】ということをいつも口外してました。
しかし、どれだけTOPプロへの道が険しく、囲碁だけではなかなか食べられない事実を
数字を使って息子に説明しました。
その後、【プロの囲碁棋士になる!】とは一切言わなくなりました。。。
それから2年、気になった私は先週息子に聞きました。
私「将来の夢は何?」
息子「うーん、数学者!」
私「数学者になって何するの?」
息子「素数の法則性を見つけ出す!」
今回は失敗しないようにしないといけませんね。
早速私がこの一年で一番感動した本を渡しました。
著書:フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで
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フェルマーの最終定理という350年間も解決しなかった問題が
どのように解決されたのか、その過程と紀元前からの続く数学の素晴らしさが
書いてある本です。数学の美しさを感じられる本でもありました。
子供は強いですね。踏んでも踏んでも、どんどん夢があふれてくる。
我々大人は、それを摘み取らないようにしなければいけません。
当然、ビジネスの場の部下や若手皆さんの夢を育てるようにするのが
上司の責任でもありますよね。
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