先日の日経新聞で「ついに景気後退か、正念場の日本経済」といった記事を目にしました。
内容の主旨としては、
【2009年4月に始まった景気の回復局面が途切れ、12年4月から後退局面に入ったのではないか】
というもの。 キャリアコンサルタントをしていると、景気のアップダウンを嫌でも意識させられてしまいます。
そこで今回は、景気と求人について触れようと思います。
皆さんも容易に想像できるかと思いますが、景気と求人は連動しています。
2008年のリーマンショック後にはもちろん求人は減少しましたし、
その後の2010年、2011年と少しずつ回復してきた求人も、
もし記事のとおりであれば、2013、2014年と景気減退の影響を受けて悪化いたします。
ちなみに、2011年の東日本大震災の時には求人はあまり減少しませんでした。
復興需要があったことや、近年の日本企業の多くが海外シフトしていることが
リスクヘッジとなりました。
今回の景気の減退はイレギュラーなものではなく、数年ごとに訪れる景気の周期なので、
ある程度は避けることのできないものでしょう。求人の減少が予測される中、
求職者の皆さんもこのようなことを頭の片隅においておいたほうがいいのではないでしょうか。
確かに、業務の都合や家庭の出来事などを考慮し、自分のタイミングで転職活動を行うことは重要です。
しかし求人がない状況で転職活動を行っても、思うような結果が得られないという
未来が想像できるかと思います。【自分のタイミング】ということも重要ですが、
【世の中のタイミング】に合わせて動くしたたかさも必要ではないでしょうか。
求人が最も少なくなる時期ですが、いわゆる「求人の底」はリーマンショックから
半年後に現れました。タイミングが命の転職活動、皆さんも自分と景気のタイミング、
意識してみてはどうでしょうか。
http://www.consultantcareer.biz/prelusion/
http://k-jinji.com/column/
【図解雑学 コンサルティング業界のしくみ】
★アクシスコンサルティングホームページ: http://150.60.73.234
★コンサルティング業界情報サイト(コンサルBiz): http://www.consul.bz/
★IT業界情報サイト(IT LEADER BIZ): http://www.it-leader.biz/
★中国への転職・求人サイト(国際人事部):http: //k-jinji.com/