転職活動において、必ず発生するのが面接です。
そこで一番難しい質問は「志望動機」じゃないかと思います。
なぜなら、
・転職サイトでたまたま面白そうな求人にクリックしたら面接に呼ばれた
・エージェントに薦められたから面接に来た
・元上司から、マズは話を聞きに来いよと誘われて
とかそんなモチベーションで面接に行くのが一般的ですから
当たり前といえば当たり前です。
新卒と異なり、最初から「絶対にこの会社に行きたい!!」という方は少ないでしょう。
そんなモチベーションでも、一応志望動機を答えるのが【大人の流儀】です。
面接を受ける方のモチベーションはどうであれ、企業側は貴重な1時間のコストを割いています。
それなりに表面上だけでも、しっかりと受け答えできない人は、きっとそもそも
内定はもらえないもの。そんなのが、なんとなく転職活動の通例だったりもします。
さぁ、皆さん、まだその会社に対して強いモチベーションを持っていない状況で
面接に行く場合、志望動機はどうしましょうか?こまりますよね。
そんな時には、下記の手順を踏んでください。
1:企業を調べる
その企業のホームページを一通り見て、事業内容、会社の強み、事例集をインプットして、
その会社について何も見ないで一分くらいはしゃべれるようにする。
面接の導入部分で、「うちの会社のこと、どれくらい知っている?」という質問が来た場合
一分くらい上記を答えれば面接官は「うちのこと良く調べているなー」となります。絶対に!
なぜなら、意外とこの程度のこと皆さんしていないのが実態なのです。
きっとあなたは他の候補者を出し抜くことになります。
2:将来どんなビジネスマン(人によってはエンジニアとか)になりたいか考える
つぎに、将来、どんなビジネスマンになりたいかを考えます。
「御社で部長になりたい」とかはNGです。
ビジネスマンとして、お客さんや世の中に対して、どのような価値を発揮できる人に
なっていたいのか、出来るだけ具体的に考えます。
3:自分の強みを分析
自分の強みは何か。日本人は謙虚ですから、ここがなかなか出ないのですが、
搾り出しましょう。自分が得意と少しでも感じていることは、基本的に強みです。
強みも、
「人間的な強み」:向上心がある、ストレスに強い、逆境に強いなどなど
「スキルの強み」:製造業に詳しい、会計に強い、Javaなら任せて、とか
に分けましょう。
4:志望動機を作る
上記のステップを踏めば、もう志望動機は完成。
「私は、将来~のようなビジネスマン(2で考えたこと)になりたい。
今までこのような職務経歴を積み上げて、~のような強み(3で考えたこと)
を身につけてきた。これは、貴社に提供できる部分です。
将来、目指す方向を考えたときに、今の自分に欠けているのは~の部分
(1で企業を調べて、これをやってみたい!と思えるような仕事・経験)です。
だからこそ、貴社に入りたいと思います」
というような構造になります。
自分の将来の理想像=過去の実績+次の会社でやりたいこと
(キャリアの一貫性)
こんな感じです。
ちょっと分かりにくいのですが、これで志望動機は間違いなく大丈夫です。
コレだけ考えてくれれば面接突力は2,3割アップすることは間違いないですね。
是非参考にしてください。