今週、非常にユニークな領域で活動しているコンサルティング会社の
社長さんとお話をすることができました。
株式会社コネクト・アグリフード・ラインズ(以下、コネクト社)の
熊本伊織社長である。
実は、弊社と熊本さんとは古くから付き合いがあり、
8年ほど前、熊本さんが船井総研に在籍していたころに、
経営コンサルティングをしていただきました。
(ちなみに当時熊本さんに作っていただいた研修資料は
いまだに弊社内で使用されています。)
その後、熊本さんはコネクト社を創業、現在2期目を迎えております。
そのコンサルの内容ですが、
【食と農業専門のコンサルティング会社】
もう、この一言で、面白そうじゃないですか(笑)???
事実、競合のコンサル会社は、無いそうです。
どんな仕事をしているか。
1:企業向けコンサルティング
食品メーカー、電力会社、IT企業、化学メーカー、農業機械メーカーなど
すべて大手企業ばかりだそうです。
アグリ関連に参入する際のビジネスモデル構築、事業計画作り、
立ち上げ支援、などをしているそうです。
私:「IT企業って??」
熊:「スマートアグリ・・・とか」
だそうです。なるほど、こういうコンサルは、やりそうですよね。
2:農業経営者育成
これが特徴的だなぁと思いました。
地域を担う次世代農業経営者育成事業の企画・教育などに取り組んで
いるそうです。全国各地地域ごとに勉強会を開催して、自らの地域で
何を作るべきかどのように経営していくかなど、
経営者育成に使命感をもって取り組んでいるそうです。
面白かった話がありまして、是非共有したく思います。
ある東京の大型百貨店と某地域の農業経営者達が組んで
【マルシェ】を開催したそうです。
たぶん屋台形式で、様々な農作物を即売会みたいに販売したのだと思います。
しかし経営者はただ単に、販売に来るために東京に来たわけではないのです!
別室に、大手百貨店のバイヤーに集まってもらい、経営者は自分たちの
農作物をプレゼンするそうです。今後百貨店との取引をしてもらうために。
この緊張感は物凄いものらしく、その時にも傍らにコネクト社のコンサルが
同席してサポートしてあげるそうです。
場合によってはコンサルの方がしゃべり過ぎてしまうとか(笑)。
こういう売り込みも、一般的な農業経営者は慣れていないですし、
教育しているからこそ、だそうです。素晴らしい取り組みだと思います。
他にも様々な取り組みをしているコネクト社。
一つ質問しました。
荒「ちなみに、日本の農業の強みってなんですか??」
熊「農業経営技術ですよ。実は四季があることはマイナスなんですよ。
例えば東南アジアなんて、いつでも作物を作ることができる。
日本は農作物を育てることができる時期が限られている。
また土地も限られている。そこで経営していることがすごいんですよ」
へぇーーーーーーー。
帰り際に、
熊「明日からオセアニア地域に出張なんですよ」
とのこと。ある地域に膨大な土地があり、その土地をどのように
農地として有効活用するかのコンサルティングだそうです。
物凄くワクワクするコンサルティング会社です!
で、採用もしています
(というか、これを依頼いただき、今回お越しいただきました)。
・素直な人
・32歳以下くらい
・上記のような仕事に取り組みたい
・コンサル経験者か企業の中で事業企画経験者
・年収はスタートアップなので、お金よりも仕事重視!と言える人
とのこと。
もしご興味がる方は是非ご連絡くださいませ!