コンサルティングに求められる判断推理パズル!あなたはコンサル業界で活躍できるか!?
さて、犯人は誰でしょうか?
順番に検証していきましょう。
A:[偽・真]という並びは、論理的に成り立ちません。(自分が犯人の場合、犯人が誰か知っているため)。よって、Aは犯人ではないことが分かります。 B:Aは犯人ではないことが分かっているので、[偽・真]ではなく[真・偽]であることがわかります。 C:Bは犯人では無いので、[偽・真]、つまりこの時点でCが犯人であるということが分かります。
Cが犯人で、D・Eの発言にも矛盾が出ないか確認してみましょう。 D:Dの発言単独では、[偽・真]/[真・偽]どちらの可能性もあります。 E:[偽・真]の場合、DとE両方が犯人となり矛盾するため、[真・偽]。
→よって、Dの発言も[真・偽]であることがわかり、ここからもCが犯人という結論に至ります。
コンサルティングにおいても、表面的な文字面に惑わされず設定した仮説から順に論理を組み立てていき、妥当な結論に至るような考え方が重要です。
普段から物事を頭の中で論理的に組み立てる習慣を身に着けましょう。
問題
気まぐれ村で、大事な金庫が盗まれる事件が発生しました。犯行現場の状況から見て、犯人は一人です。容疑者は5人に絞られ、事情聴取を行いましたが、困ったことに気まぐれ村の住人はいつも2つの発言をし、一つは嘘で一つは真実です。 A「私は犯人ではない」「誰が犯人かは知らない」 B「私は犯人ではない」「Aが犯人である」 C「私は犯人ではない」「Bは犯人ではない」 D「私は犯人ではない」「Cは犯人ではない」 E「私は犯人ではない」「Dが犯人である」さて、犯人は誰でしょうか?

答え
Cが犯人です。順番に検証していきましょう。
A:[偽・真]という並びは、論理的に成り立ちません。(自分が犯人の場合、犯人が誰か知っているため)。よって、Aは犯人ではないことが分かります。 B:Aは犯人ではないことが分かっているので、[偽・真]ではなく[真・偽]であることがわかります。 C:Bは犯人では無いので、[偽・真]、つまりこの時点でCが犯人であるということが分かります。
Cが犯人で、D・Eの発言にも矛盾が出ないか確認してみましょう。 D:Dの発言単独では、[偽・真]/[真・偽]どちらの可能性もあります。 E:[偽・真]の場合、DとE両方が犯人となり矛盾するため、[真・偽]。
→よって、Dの発言も[真・偽]であることがわかり、ここからもCが犯人という結論に至ります。
この問題のポイント
これはうそつき問題と言われる、判断推理問題の一種です。前提条件から順に論理を組み立てていき、可能性を絞り込んでいくことで解に至ります。コンサルティングにおいても、表面的な文字面に惑わされず設定した仮説から順に論理を組み立てていき、妥当な結論に至るような考え方が重要です。
普段から物事を頭の中で論理的に組み立てる習慣を身に着けましょう。