先週の日曜日、東京マラソンに参加してきました。
結論、想像以上にツライ道中でした。30km付近で
右足モモ裏の痙攣が始まってから地獄の12Km。
結局5時間30分かけてゴールしたのですが、
最後の12kmで2時間以上かけてしまうという、
教科書通りの落ち込み具合。。。
こんな、鍛え方が足りない初級アマチュアランナーの私が、
今後再度マラソンを走ることになる時のために、
今回マラソンを走っている最中に考えていたことを
しっかりと記録しておきたいと思います。
きっと5時間半以上かけてしまうランナーの人なら
多少共感理解頂ける【マラソンあるある】です。
●沿道の一般の応援の人から、開始4Km地点で
「残りたったの38kmですよ!」と言われた。
想像以上に精神的にダメージあり。
それは、言っちゃダメ(笑)。
●最初の20km位までは5km毎にタイムを気にするが、
30km過ぎたあたりから1km毎にタイムを気にする。
最後はタイムが気にならない。
ダメ人間の発想プロセスは下記の通り。
最初:「今回は○時間○分をめざすぞ!」
30km以降:「次の5kmは絶対に歩かないぞ!」
=>結果300mで歩く。
35km以降:「今回は完走できればいいや。歩こう」
●今回なぜか、カエル、東京タワー、蜂、マリオ、ルイージの
被り物に囲まれて25kmくらいまで走ったが、
彼らに声援が集まり、孤独感がすごい。
なお、私の中での被り物MVPはアントニオ猪木。
彼は、沿道の皆に求められて、ずーーっと
「1,2,3ダァーッ」をやっていた。体力がすごい。
●FC東京のユニフォームで走ったのだが、
山の手近辺ではだれにも声をかけられず、
江東区では「FC東京がんばれ!」と応援してもらえる。
FC東京のファンの分布が分かる。要は下町だ。
●沿道の応援は、
有楽町、銀座の皆さんがなんとなく品と高級感があり、
あまりハイタッチするような雰囲気なし。
それに引き替え、浅草とか豊洲近辺とか、
結構ガツガツ来る(笑)いや、嬉しいですけど!
●知人から
「応援しに行きますよ。御成門付近にいます!」
といわれると、その1km前あたりからソワソワして
人を探すことで精一杯になる。
そのくせして、居ないもんだから、がっかり感、はんぱない。
●特に後半戦での知人の応援は結構元気が出る。
別れるときに良い所を見せようと思い、走って別れる。
しかし、見えなくなった瞬間に歩く。
●後半戦で沿道からサロンパスを貸してくれる人は【神】
●残り1kmあたりから
「歩くな!走れ!」と沿道の応援の人から言われる。
「お前がやれ!」と思うが、小心者だから言わない。
●ゴールした後、みんなヨチヨチ歩きが多いのだが
(私のゴールタイム周辺)、
バカだから見栄を張って、しっかり歩こうとしてしまう。
足激痛なのに小市民。
●ゴール後、自分のタイムの印刷サービスがあり、
貰ってくるのだが、隣の人のタイムが目に入り、
10秒でも速いと分かると、物凄く達成感あり。
速い人がいた場合は、見なかったことにする。小市民。
●帰りのゆりかもめで、今回走らなかった応援の皆さんが、
さっさと席を確保すると、一瞬殺気を覚える。
いや、彼らは何も悪くないのですが。。。
こんな感じで5時間半もいろいろ考えながら走ってました。
なんだかんだ色々書きましたけれど、本当に楽しかったですよ。
あれ?なんか個人の日記みたいな文章ですね!