ウェアラブルが書き換えるであろう6つの業界と、医療・ヘルスケアの事例

ウェアラブルデバイスは1.6兆ドル規模の潜在市場

Apple watch がリリースされるなど、最近ますます話題となっているウェアラブルデバイスですが、その市場はまだ始まったばかりです。

モルガン・スタンレーのアナリストは、将来的には1.6兆ドル規模まで市場が成長すると予測しています。  

ウェアラブルデバイスのフロンティアは?

予測の中では、以下の6つの業界においてウェアラブルの広まる余地があると述べています。

1. 腕時計

ウェアラブルデバイスは、消費者の「伝統的な腕時計」に対する見方を大きく変えることが予想されます。
 

2. アパレル業界

アパレルとウェアラブルを組み合わせることで、健康・フィットネス分野におけるアパレルが大きく伸びると考えられます。
 

3. 電子マネー業界

既にappleは、”Apple Pay” という支払いシステムの導入を決めており、これはウェアラブルの発展で加速します。
 

4. 中国の小売市場

中国のAlibabaとBaidu はこの分野で既に提携を決めており、データ分析による相乗効果が期待されています。
 

5. 医療・ヘルスケア

ウェアラブルデバイスは医療分野のサービスの質を劇的に変えることが期待されています。

6. その他工業製品 ウェアラブルは生活の中のあらゆるものに広まる可能性を秘めており、家電製品など、多くの工業製品に変革をもたらすことが予想されます。
 

医療・ヘルスケアでのウェアラブルデバイスの活用

特にヘルスケアや医療の分野においては、ウェアラブル端末の利用が盛んに試されています。

千葉大学では、体表に血管や内臓の映像を投影し、外科手術に応用する技術が用いられ話題となっています。

また、ベビー服にもウェアラブルが広まってきています。

赤ちゃんの体調を計る機器を埋め込み、乳幼児の体温や呼吸、体位や音声情報などをモニタリングできる「MIMO」というサービスは話題となりました。

(出典:http://mimobaby.com/)

アイデア次第で広まりは無限

ウェアラブルでデータを活用する事例としては、2つのタイプが挙げられます。

・通常簡単には取得できないデータをウェアラブルの技術でモニタリング

・赤ちゃんやペット、高齢者など行動の把握が必要な対象のデータをモニタリング

もちろん、ウェアラブルの可能性はこれだけでは無いはずです。

多くの企業が商品開発に知恵を絞ることで、市場はどんどん広まっていくことになりそうです。

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