「ウェアラブル端末」がSF映画の世界を現実化
「ウェアラブル端末」とは、身体につけて持ち歩くことができる情報機器端末の総称です。
1990年代より、様々な研究機関が研究を開始。
現在は、メガネや腕時計、イヤホン、ネックレスほか、あらゆる形状の端末が発表されています。
機能としてはひとつで完結した性能を持つものと、パソコンやスマートフォンなどと連動して使用するものがあります。
携帯情報端末タイプの腕時計、頭に装着するディスプレイなどはすでに製品化。
SF世界を彷彿とさせる多彩な機能や形状を持った製品が次々に登場しています。
進化を重ねるウェアラブル端末
ウェアラブル端末といえば、「リストバンド型」「腕時計型」「メガネ型の端末」といった形状が知られています。
リストバンド型といえばソニーの「SmartBand SWR10」。
これは歩数や移動距離の記録、電話の着信やFacebookの更新を通知してくれるウェアラブルデバイス。
アプリ上で自分の行動パターンを知り、未来の行動につながる情報を得ることができるそうです。
メガネ型の代表格はAndroid OS搭載、装着するだけで、スマホ同様の機能を使うことができる「Google grass」でしょう。
画期的な製品でしたが、プライバシー侵害、電池持ち、運転中の使用などの問題から販売終了となってしまいました。
なお、腕時計型はソニーの「SmartWatch」やサムスンの「GALAXY Gear」ほか、様々なメーカーから販売されています。
アップル社「Apple watch」発売で注目度アップ
このような状況の中、4月24日、Apple社から腕時計型端末「Apple watch」が9カ国同時発売されます。
「従来のスマートウォッチとの差別化が感じられない」
「デザイン豊富。ファッション面で抜けている」
など賛否両論のようですが、 ウェアラブル端末普及の追い風になるかどうか、注目していきたいものです。