Apple IIからはじまるファンレスPCの系譜。静音化の仕組みを覗いてみる

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ファンレスPCの元祖、Apple-II

世界的な名機として知られるパソコン「Apple II」は、誰もが冷却用ファンの必要性を疑わなかった時代、これを排除し、スティーブ・ジョブズ並び、アップルの名を世に知らしめる製品となりました。

それから38年後の2015年春、 Core Mを採用した、ファンレス設計のMacbookを初めて開発。静音化をいち早く採り入れてきた同社の新機種だけに、大きな話題を呼んでいます。

静音PCと冷却機器

PCの冷却性能はパフォーマンスを左右するため、冷却強化のためファンを取り付ける製品は今なお主流です。

主な熱源は、CPU、ビデオカード、マザーボードなど。

一方で、冷却ファンは回転音を発しますから、ここに冷却と静音のトレード・オフが存在します。

主な騒音源とされているのは、CPUクーラー、GPUクーラー、ケースファンなどの部品です。

冷却と静音をどう制するかが、メーカーの腕の見せ所。特に性能が高いPCほど、発熱が大きい傾向があります。

現在、「高性能で静かなPC」を実現するという目的で、「水冷PC」が注目されています。

水冷PCでは、水枕と呼ばれる部品でCPUなどを冷却します。

熱で温められた冷却水を、ラジエター(液体や気体の放熱を行う装置)で再び冷やす仕組みになっています。

主なメリットは「空冷に比較すると冷却能力が高い」「静音が期待できる」など。

デメリットとしては、「水漏れによるパーツ破損の危険がある」「価格があがる」といったものがあげられます。

静音PCの展望

静音PCの利点は、たとえば作業しながらでも周囲の音を聞き分けることができる、深夜、つけっぱなしにしていても、睡眠のさまたげにならない、消費電力が少ないといった点にあります。

また空冷PCにおいても、技術を駆使した静音化が進められています。
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