株式公開前の巨額の資金調達はどこから?スタートアップ企業の資金調達

MuleSoft社、1億2800万ドルの巨額資金調達

「MuleESB」「CloudHub」などの製品で知られるMuleSoft社が、1億2800万ドルの巨額資金調達を行ったことで話題となっています。

MuleSoft社といえば、企業内外のアプリケーションを1カ所で接続することが可能な接続統合プラットフォーム「Anypoint Platform」が特に有名。 Anypoint Platform for SaaS.png (出典 : http://mulesoft.vccorp.net/solutions/anypoint-platform-for-saas/)
散在するSaaSやアプリケーションを統合することで、業務効率化を向上させることができます。

今回も多数の投資家が名乗りをあげ、上場企業を対象にしているファンドも加わるなど、調達先もさまざま。
同社の総調達額は2億5850万ドルとなり、「IPO(Initial Public Offeringの略。「新規公開株」「新規上場株式」の意味)も近いのでは?」とささやかれています。

ベンチャー企業を支える「ベンチャーキャピタル」

企業の事業拡大、新規開発、また起業したばかりの企業~スタートアップ企業には、資金調達が欠かせません。
中でもベンチャー企業のスタートアップに際しては、ベンチャーキャピタルからの資金が必要となります。

ベンチャーキャピタルとは、高成長が見込まれる未上場企業に対し、成長のための資金を株式投資の形で提供すること。この時、複数のベンチャーキャピタルがシンジケートを作り、シリーズA、シリーズBと、段階を追うかたちで投資ラウンドが組まれます。

シリーズAは製品の企画、開発段階、事業として成功させる段階ではシリーズBという投資が行われ、さらにシリーズC、シリーズDと増資されることもあります。

世界的なIT企業を支えたベンチャーキャピタル

今や世界的なIT企業として君臨するインテル、マイクロソフト、アップルコンピュータなどのハイテク企業も、設立して間もない頃、ベンチャーキャピタルから資金提供を受けています。
その結果、飛躍的な成長を遂げたことは周知のとおりです。

もちろん、日本にも多くのベンチャーキャピタルが存在し、スタートアップを後押し。ここから世界に羽ばたく企業が生まれる可能性も少なくないといえるでしょう。
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