こんにちは。
株式会社富士通研究所は、盗難にあったパソコンや廃棄した
パソコンから情報漏洩を防ぐ新しいセキュリティー技術を開発しました。
これは、内臓されたハードディスク装置(HDD)を抜き取って
認証していないPCに取り付けるとHDDのデータを自動的に消去されたり、
読めなくなったりする技術が搭載されているそうです。
2010年度中の実用化を目指しています。
日本ネットワークセキュリティ協会の調査によると
2008年に起きたパソコンからの個人情報の漏洩件数は1373件。
このうち、HDDなどが原因と推定できるのは100件余りとのことです。
今や、ビジネスにおいて個人情報管理はコンプライアンス上
最重要項目のひとつとなっています。
富士通研究所をはじめ、セキュリティ関連技術の研究、開発、
投資を積極的に行っている企業を、今後も注目していきたいと思います。