世界のカーシェアリング市場は2021年に47億ユーロ(約6,300億円)、利用者数は3,500万人へ~BCG調査

カーシェアリングの拡大による消費者向け新車販売台数の減少は 1.0%と限定的

ボストン発、2016年2月23日 ―― 経営コンサルティングファームのボストンコンサルティンググループ(以下、BCG)は、カーシェアリング市場に関する調査レポート「What’s Ahead for Car Sharing?: The New Mobility and Its Impact on Vehicle Sales」を発表しました。世界のカーシェアリング市場の規模は2015 年から 2021 年にかけて約 7 倍に拡大するものの、カーシェアリング市場の拡大が新車販売に与える影響は限定的で、消費者向け新車販売台数を 1.0%押し下げるにとどまるとみられます。

http://www.bcg.co.jp/documents/file205597.pdf

アクシスコンサルティングのワンポイントニュース解説

自動車に関わるシェアリングエコノミーとしてはUberがここしばらく世間を賑わせていますが、カーシェアリング市場自体もしっかりと伸びているようです。ただしBCGの調査では新車販売に対する影響は限定的とのこと。

ドライバビリティ以外のイノベーションと呼べるものが動力源とナビゲーションぐらいだった時代と比べると、今の自動車産業を取り巻く状況はまさに隔世の感があります。

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