ビジネススーツに合わせる靴3種類とコーデを紹介

洋服の中でも、靴は特に気を遣うアイテムですよね。
どんなに良いスーツやワイシャツ、ネクタイで洗練されたファッションを演出できていても、足元の靴が汚れていると「細かいところに気の回らない人なのかなぁ」という印象を与えてしまうかもしれません。

江戸時代の駕籠引きや馬方は、旅人の足元を見て疲れ具合を判断し、値段を決定したそうですよ。

いつの時代も、靴からなんとなくその人の人柄が見えてしまうもの。
ビジネスの場でも足元を見られて機会損失しないよう、靴は良いものを選び、きちんと手入れをしましょう。

今回は基本的な靴選びのポイントと手入れ術をレクチャーします。

【目次】

1. 1. 紳士服の要、それが“靴”。種類は革靴3パターン
   2. 靴の手入れにはこだわろう

紳士服の要、それが“靴”。種類は革靴3パターン

ビジネスシーンに向いている靴としておすすめなのは、これから紹介する3パターンの革靴です。
以下の3パターンを揃えておけばどのようなシーンにも対応できると思います。

ストレートチップ

ストレートチップは、つま先を見ると、横一文字に切り返しラインが入っているため見分けやすいはずです。
紐を通す部分が閉じている革靴は「内羽根」と呼ばれます。一方開いていたら「外羽根」と呼ばれるのが特徴です。
最もフォーマルとされるのが、ストレートチップの「内羽根」。
迷ったらまず紐を通す部分が閉じているものを選びましょう。

プレーントゥ

つま先の部分に飾りがなにもないシンプルな革靴が「プレーントゥ」です。
華やかさはない分、活用の場が幅広いのが特徴で、あらゆるシーンに履いていくことができます。
内羽根のプレーントゥはフォーマルなシーン、外羽根のプレーントゥはビジネスシーンで定番のため、使い分けられるとかっこいいですね。
ちなみに「ホールカット」という、踵だけに縫い合わせがあるタイプも存在します。

ウィングチップ

つま先の切り替え部分が、翼（ウィング）を思わせるWの形をしたデザインです。
「ブローグ」という穴飾りがついている点が特徴です。
とてもクラシックな佇まいで、種類によっては、ビジネスからプライベートまで幅広く活用できます。
ただし、基本はカジュアルなアイテムということをお忘れなく。

色は靴・スーツともに黒が定番。茶系の靴は紺のスーツにマッチ

色はやはり黒が定番です。黒系のスーツに黒の靴なら、どこに出ても失敗しません。

あえて茶系で決めるのも味があってかっこいい。紺のスーツなら茶系の靴が調和するためおすすめです。またスーツのトーンが、ライトかダークか意識して、靴も同じトーンで揃えると自然なコーデになります。

靴の色には、その人のセンスが光りますね。

ビジネスパーソンなら靴の手入れにはこだわろう

靴の手入れは大変ですが、やはり日々のケアが大事です。靴も長年愛用していると傷が入ったり、色が落ちてきたりとだんだん劣化してくるものです。

しかし、日々のケアである程度防げます。愛情もってケアしましょう。手入れのコツをご紹介します。

1.まずは靴用ブラシで靴全体の汚れを落とす

シューキーパーを中に入れてから、靴用ブラシで靴のしわの方向に向けてブラッシングを行います。

馬毛が持ちやすくておすすめです。しっかり全体をブラッシングして、靴にこびりついたほこりを落としましょう。

固い雑巾で水拭きしたり、消しゴムを使って消したりすることもありますが、革靴はすぐに傷が付くので慎重に行ってください。

2.靴用クリーナーを使って靴全体を拭く

靴用クリーナーを付けた布で、全体を拭きましょう。ムラにならないように注意して、しっかりほこりとクリームを両方落としてください。

3.乳化性クリームをブラシに付けて靴全体に塗り込んでいく

歯ブラシなどに乳化性クリームを少しだけ付けて、靴全体に塗り込んでいきます。靴の色と同化しやすいクリームを選び、力を入れず軽く塗るのがポイントです。その後は布でクリームを均等に広げてください。

余分なクリームは革に負担をかけますので布で乾拭きし、しっかりと取り除きます。 布の綺麗な面を使って磨き上げていきましょう。

4.光沢を出す

グローブかシュークロスなど、靴を傷つけにくい布で仕上げにもう一度磨くと、光沢が出ます。しっかり磨き上げたら、屋外で防水スプレーをして完了です。

シューキーパーを入れた状態で、湿気を避けて保管しましょう。しっかり手入れすることで、靴が美しい状態でキープされ、長持ちしますよ。

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投資銀行のドレスコード｜転職活動と入社後の服装マナー・選び方
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今回の記事では、ビジネススーツに合う靴3種類と、ビジネスシーンでのコーデのポイントを紹介しました。

キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。