社内はコミュニ―ションの連続
「可愛がられる部下」。言葉にすると簡単に聞こえますが、なかなか難しいですね。
上司や先輩、後輩や部下と、社内に存在する人間関係は様々。多くのコミュニケーションが発生するので、たとえ悪気がなかったとしても何かの拍子に関係性が崩れてしまうことも。
関係が改善できなければ、そのうち顔を合わせるのが辛くなり、仕事にも悪影響が出ます。可愛がられる同僚や部下を見て、嫉妬し、それが直接的な原因ではないとしてもストレスがたまり退職に繋がってしまう方も実際にいらっしゃいます。
反対に、関係性が良好であればコミュニケーションも円滑になり、仕事のパフォーマンスにもいい影響が出ることも皆さんご存知だと思います。
働くうえで人間関係は非常に重要なポイントなので、ご紹介時のマッチ度を高くするためにも、採用のミーティングでは「どのような方を育てたいと思いますか?」ということもお伺しています。
特に若手をターゲットとした採用ミーティングの際に話題になることが多く、若手の候補者の方からも「どのようなお人柄の方が多いですか?」と聞かれることが多いため、お互いに気にしていることが分かります。
今回は企業との採用ミーティングで出てきた話を参考に、転職先で可愛がられるためのポイントをご紹介します。
「可愛がられる」3つのポイント
さて、早速ですがポイントを3点ご紹介します。
企業の現場マネージャーや採用担当にお聞きした「可愛がられる部下の特徴」それは、「何でも聞くこと」と「何でも聞かないこと」、そして「何でもやってみること」です。
まず「何でも聞くこと」。
環境が変わると分からないことばかりなのは当然です。しかし、「良いところを見せたい」「無知だと思われたくない」という気持ちが新しい環境だからこそ出てしまうこともあると思います。
このような場面で、知らないことを知らないと言える素直さ、謙虚さを持ち続けることは難しいことですが非常に重要です。
次に「何でも聞かないこと」。
上記で申し上げたことといきなり矛盾してしまいますが、とはいえ答えばかりを聞いていては自分で考えるスキル・クセがなくなってしまいます。
また、聞けば答えが出てくると最初から考えている部下には、不思議と気持ちよく教えたくなくなるものです。
何でも聞くフットワークの軽さと両立するのは難しいかも知れませんが、「自分はどう考えるのか」「自分はどういう意図を持ち、どうしたいのか」を考えたうえで質問をするように心掛けてみてください。
そして最後に「何でもやってみること」。
仕事やタスクには、正直面白いものも、面白みを感じにくいものもありますが、まずはどんなことにも取り組むことが重要です。
どんな仕事からも得るものはありますし、愚直に取り組む姿を不思議と周りの人間は見ているものです。
「仕事の報酬は仕事」という有名な言葉もありますが、より面白い仕事、やりがいのある仕事、やりたい仕事を任せてもらえるように、一歩一歩進むことが大切です。
転職はして終わりでなく、新しいスタート
いかがでしょうか。私自身も書きながら自分を振り返り、反省してしまいました…。
「可愛がられる必要なんてない」という方もいると思いますが、特に転職後はわからないことだらけ。様々なことを教えてもらう立場になります。
「今回の転職の軸はお金です」と、言い切る方もいらっしゃいますが一度冷静に考えてみてください。上司や先輩と良好な関係を築くことはその組織での出世の早さにもつながります。
上司となる人との相性もあるので、転職の際は人間関係に関する情報もできるだけ集めましょう。
とはいえ、面接の中で社内の空気や働く人の人柄を把握するのは難しいところ。そんな時はキャリアコンサルタントにご相談ください。
日々企業に訪問し、生の声を聞いていますので、リアルな「働く人」のお話ができると思います。お悩みの方はいつでも気軽にお問い合わせください。
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