EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)への転職を検討する際、「どのような経験を積めるのか」「希望するキャリアを実現できるのか」「働き方と成長を両立できるのか」は重要な判断材料です。
そこでアクシスコンサルティングでは、EYSCに在籍する現役社員を対象に独自調査を実施しました。
本記事では、現役社員から寄せられた回答をもとに、EYSCで得られる成長機会、研修・キャリア開発、プロジェクトアサイン、働き方、そしてその先のキャリアについて読み解きます。
<調査概要>
・調査対象:EYSCに在籍する現役社員57名
・調査期間:2026年6月29日~8月3日
・年齢構成:20代 71.9%、30代 24.6%
・職位構成:コンサルタント 43.9%、シニアコンサルタント 52.6%
【目次】
- EYSCの環境とは?現役社員が語るEYSCの魅力
- 成長を支えるキャリア開発支援のリアル
- 希望するキャリアは実現できる?プロジェクトアサインの実態
- EYSCの働き方は?労働時間と働き方のバランス
- EYSCで経験を積んだ先に何がある?現役社員が描く今後のキャリア
- 入社後のミスマッチを防ぐために。現役社員が語るEYSCのリアル
- まとめ|EYSCで得られる成長とキャリア
EYSCの環境とは?現役社員が語るEYSCの魅力
「人の良さ」と「案件の多様性」。現役社員が感じるEYSCならではの魅力

「働く最大の魅力」に関する自由記述をテーマ別に見ると、最も多かったのは「人・組織文化」で24名、回答者比42.1%でした。次いで「案件・業界・顧客の多様性」が23名、40.4%となっています。
「人・組織文化」には、人柄や優秀さ、穏やかさ、フラットさ、協働、心理的安全性などに関する回答が含まれています。また、チーム文化に関する設問でも「オープンなコミュニケーション」が66.7%、「協力的」が59.6%、「フラットな関係性」が47.4%となりました。
「案件・業界・顧客の多様性」では、案件数やテーマの幅、さまざまな業界・経営課題、大手顧客や高インパクト案件に携われる点が評価されています。多様な案件に挑戦しながら、周囲と協働して経験を蓄積できる環境が、EYSCの魅力として現役社員から評価されていることがわかります。
EYSCで身につくスキルと経験。現役社員が実感する成長環境
「働く最大の魅力」では、「成長・スキル・専門性」を挙げた回答も16名、28.1%に上りました。成長機会、スキル・知見・専門性の獲得、早期から責任を持てる環境などが評価されています。
回答者の担当領域は、「テクノロジー・IT・デジタル」が29.8%、「財務・会計・リスク」が24.6%、「戦略・M&A・トランザクション」が21.1%のほか、公共・インフラ・安全保障、製造・サプライチェーン、ヘルスケア・ライフサイエンスなどにも分散しています。
特定領域の専門性だけでなく、異なるテーマや業界に触れながら、課題設定力やプロジェクト推進力、専門知識を複合的に磨ける環境といえるでしょう。
成長を支えるキャリア開発支援のリアル
スキル習得機会はあるがキャリア開発支援に課題?現役社員の評価

スキル習得機会の充実度は平均3.47点で、肯定層は47.4%、否定層は5.3%でした。 一方、キャリア開発支援の満足度は5点満点で平均3.33点でした。4~5点を付けた肯定層は38.6%、1~2点の否定層は12.3%です。
「スキルを身につける機会」への評価に比べ、「自身のキャリアを中長期でどう形成するか」という支援については、改善余地を感じている社員もいることがうかがえます。実際、4つの5段階評価指標のうち「キャリア開発支援」の平均が最も低い結果となりました。
「主体性」が成長を左右する。現役社員の声から見えたEYSCで活躍する人の共通点

入社検討者へのアドバイスでは、「主体性・自己発信」と「キャリア・専門性の明確化」がいずれも15名、26.3%でした。「主体性・自己発信」には、自ら手を挙げる、希望を伝える、相談する、受け身にならないといった内容が含まれます。「キャリア・専門性の明確化」では、やりたい領域や専門性、志望動機、キャリアの方向性を明確にすることが挙げられています。
環境や制度だけに成長を委ねるのではなく、「何を経験したいのか」「どの専門性を高めたいのか」を言語化し、自ら機会を取りにいく姿勢が重要だと考えられます。
希望するキャリアは実現できる?プロジェクトアサインの実態
希望するプロジェクトにはアサインされる?データで見る希望の反映度

プロジェクトアサインにおける自身の希望について、「十分反映される」が17.5%、「ある程度反映される」が70.2%でした。合計すると87.7%が、程度の差はあっても希望が反映されると回答しています。「あまり反映されない」は10.5%、「全く反映されない」は1.8%でした。
希望する領域やプロジェクトについて意思を示す余地は比較的大きいといえます。前述した「主体性・自己発信」が入社検討者へのアドバイスで上位に挙がっていることからも、自身の希望を周囲に伝えることがキャリア形成の重要な要素になっていることがうかがえます。
アサイン・評価・キャリア形成に対して現役社員が感じている課題

一方、「改善してほしい点」では、「アサイン・評価・キャリア」が15名、26.3%と最も多いテーマでした。希望反映度が87.7%と高い一方、改善要望としてアサインや評価、キャリアが最上位に来ている点は注目すべきです。「希望を聞いてもらえるか」と「希望どおりのキャリアを継続的に形成できるか」は、必ずしも同じではないことを示唆しています。
また、「チーム・管理職によるばらつき」を改善点として挙げた回答も11名、19.3%ありました。転職時には会社全体の制度だけでなく、所属予定のチームやユニット、案件特性まで確認することがミスマッチ防止につながります。
EYSCの働き方は?労働時間と働き方のバランス
月間労働時間とワークライフバランス満足度のリアル

「200-240時間(月40-80時間残業)」が49.1%と最も多く、「240時間以上(月80時間以上残業)」が7.0%でした。合わせて56.1%が月200時間以上と回答しています。一方、「160-200時間(月20-40時間残業)」は36.8%、「160時間未満(残業ほぼなし)」は7.0%でした。

ワークライフバランス満足度は平均3.47点で、4~5点の肯定層は57.9%です。月200時間以上の回答が過半数を占める一方、ワークライフバランスを肯定的に評価する回答も過半数となっています。
「労働時間が短いから満足度が高い」という単純な構図ではなく、業務負荷は一定程度あるものの、柔軟な働き方などを含めて総合的に評価している社員がいると考えられます。
リモートワークの普及状況と働き方改革への現場の評価

リモートワークは、「週3-4日」が29.8%、「週5日(完全リモート)」が28.1%で、週3日以上のリモートワークを行う社員は57.9%でした。一方、「ほぼ出社」は26.3%、「週1-2日」は15.8%です。働き方には一定の柔軟性があるものの、全社員が同じ勤務スタイルというわけではありません。

働き方改革への評価は平均3.49点、肯定層は54.4%でした。自由記述のテーマでは、「PJ・部署・上位者による差」が20名、35.1%で最多。「制度と実態の乖離・業務負荷」が16名、28.1%、「柔軟な勤務制度・休暇」が15名、26.3%でした。
制度そのものだけでなく、「どのプロジェクトに所属するか」によって働き方の実態が変わる点は、転職前に理解しておきたいポイントです。
EYSCで経験を積んだ先に何がある?現役社員が描く今後のキャリア
長期在籍か転職か?データから見る現役社員のキャリア意向

今後のキャリアについて、「このまま長期的に在籍したい」は19.3%でした。一方、「中長期的(3年程度)に転職を考えている」が42.1%、「短期的(1年以内)に転職を検討している」が22.8%。合計すると64.9%が3年以内の転職を検討しています。さらに「起業・独立を考えている」が5.3%、「わからない」が10.5%でした。
この結果だけでEYSCへの満足度が低いと判断することはできません。コンサルタントとして経験や専門性を積み、その先のキャリアを視野に入れている社員が多いことを示すデータとして捉える必要があります。
入社後のミスマッチを防ぐために。現役社員が語るEYSCのリアル
EYSCへの転職を検討する人へ。現役社員からのアドバイス
前述のように、入社検討者へのアドバイスの上位は「案件差・コンサル業務の厳しさ」「主体性・自己発信」「キャリア・専門性の明確化」「チーム・他社との比較確認」「人・文化・協働との相性」でした。会社名やブランドだけで判断するのではなく、「どのチームで、どのような案件に携わるのか」「自分が何を身につけたいのか」「その環境や文化が自分に合っているのか」を確認することが重要です。
特に現役社員の回答では、案件による差を前提として考えること、希望やキャリアの方向性を自ら伝えることが示されています。求人票だけでなく、実際の組織・案件・キャリアパスまで確認することが、入社後のギャップを抑えるポイントになるでしょう。
まとめ|EYSCで得られる成長とキャリア
現役社員57名への独自調査から見えてきたEYSCの特徴は、「人・組織文化」と「案件・業界・顧客の多様性」を土台に、多様な成長機会を得られる環境であることです。一方、キャリア開発支援の満足度は平均3.33点と4つの5段階評価の中で最も低く、改善要望でも「アサイン・評価・キャリア」が最多となりました。また、月200時間以上働く社員が56.1%を占めるなど、成長機会と一定の業務負荷が共存している実態もあります。
転職を考える際は、希望する専門領域、アサイン、働き方、その先のキャリアまで具体的に描くことが重要です。そして今回の調査で示されたように、豊富な機会をキャリアにつなげる鍵となるのは「主体性」です。自ら希望を伝え、機会を取りにいける人にとって、EYSCは自身の専門性と市場価値を高める有力な選択肢になり得るでしょう。
アクシスコンサルティングではこのようなリアルな情報を基にあなたのキャリアの支援をします。気軽にご相談ください。








