『コンサルタントになりたい』は目標。実際のキャリアで重要なこととは？【転職事例】

【5ヶ月離職中と厳しい状況での再就職活動スタート】

弊社のホームページからエントリーいただいたＤさんと初めてお会いしたのは春の終わりでした。

元々は事業会社でマーケターとして働いていましたが、コンサルタントを目指すべく一昨年米国へ留学、経営、英語、マーケティングを勉強し帰国されたところでした。

お会いすると、留学前にもMBA経営戦略のコースを受講するなど非常に向上心の高い方で性格も実直な方でした。

しかし、5ヶ月離職中と厳しい状況での再就職活動スタートとなりました。

【厳しい状況下でも「入念な面接対策」でコンサルティングファーム、事業会社から内定を獲得】

『どんな職種をご希望ですか？』

Ｄさん『コンサルタントです。できれば戦略系ですね』

戦略コンサルタントといえば、確かに採用はしていますが門戸が狭く採用プロセスも長いので離職中の方にはリスクです。

結局、私は下記３つのカテゴリーでご提案をさせていただきました。

1．戦略系コンサルティングファーム
2．その他のコンサルティングファーム
3．事業会社のマーケティング

応募する企業が決まったところで職務経歴書のブラッシュアップや志望動機書の作成を依頼しましたが、そのレスポンスが早い！

私も俄然力が入ってきます。面接対策のミーティングを複数回させていただきました。

そんなＤさんの面接の事前準備は、目を見張るものがありました。例えばマーケティングのポジションで面接に行く際は

・実際に店頭に足を運ぶ
・業界のマッピング・ポジショニングを描けるようにする
・商品の課題について仮説を立てる

などです。さすがマーケッターです。

結果、第一志望の戦略コンサルタントは叶わなかったものの

・コンサルティング会社のリサーチャー
・事業会社のマーケティング

の２社から見事に内定を勝ち取ったのでした！

【Ｄさんの転職成功要因とは？】

Dさんの転職成功要因をまとめると、

【１】 エネルギーを落とさずに”元気に”選考に臨んだこと
【２】『コミュニケーショントレーニング』、面接直前面談等、当社との効果的な接触頻度の高さ
【３】 地頭、大手で鍛えられた基礎力、真面目さ

上記の点が挙げられます。

【着実なキャリア形成のため、事業会社を選択】

ちなみに、『コンサルティング会社のリサーチャー』と『事業会社のマーケティング』Ｄさんはどちらの会社に進んだのでしょうか？

(年収はコンサルティング会社の方が若干高めでした）

Ｄさんが悩み抜いた末、下した決断は『事業会社のマーケティング』でした。

・将来のキャリアパス
・企業の将来性
・離職率

などが理由でした。

『コンサルタントの後、何をするのだろう？』そう考えた際に、マーケティングの可能性が高かったそうです。事業会社で腰を据えて着実にキャリアを作っていく。大賛成ですね。

中長期で働ける環境も魅力ですよね！

【担当キャリアコンサルタントから一言】

Ｄさんの場合『コンサルタントになりたい』というのは目標でした。

実際のキャリアで重要なのは

・どんな経験が積めるか？
・将来どんな仕事をしたいのか？
・次の仕事はそのキャリアと繋がっているのか？

ですよね。

それにしても、Ｄさんの『準備力』は凄かったです。

多分、離職期間があったゆえに、逆に緊張感をもって転職活動が出来たのでしょう。

離職中で不安一杯のなかでも焦りを見せず、エネルギー高く面接に臨むことは大変だったと思いますが、Ｄさんはそこが出来た方だったので勝ち抜けたと思います。

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今回は、入念な面接対策の結果事業会社とコンサルティングファームから内定を獲得し、着実なキャリア形成のため事業会社を選択した事例をご紹介しました。

その他、様々な転職事例をコラムとしてまとめておりますので、ぜひご参考くださいませ。

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