定年制度を考える

皆様こんにちは。
キャリアコンサルタントの福原です。

 

40年後に人口が約4000万人減少し、全人口のうち65歳以上が

 

占める割合が40％に達すると言われる未来の日本。

 

 

 

今後の雇用情勢を考えるにあたり、定年制度の動向は外すことができません。

 

 

 

2013年4月に、改正高年齢者雇用安定法が施行されました。

 

これは、個々人の業績評価にかかわらず、希望者全員を65歳まで

 

雇用することを義務付づけるというもの。

 

 

 

施行から約1年が経ちますが、企業の本音（実態）はどうでしょうか。

 

あるアンケート調査によると、

 

 

改正高年齢者雇用安定法に対して、

 

　①希望者全員ではなく、業績評価に応じて再雇用者の絞り込みが必要…48.6％

 

　②絞り込みは必要だが、法律の趣旨から絞り込みは望ましくない…47.1％

 

 

 

つまり、95.7％の企業が、再雇用に対して業績評価に応じた絞込みを検討していることがわかります。

 

65歳まで安心して働ける社会は、法律の整備だけでは訪れそうにもありません。

 

 

 

各自一人ひとりが、常に「求められる人材で有り続ける」という意識が

 

今後は更に強く求められるようになりそうです。

 

 

 

「定年を考えるのはまだまだ先」とお考えの方も、いつかは直面する問題です。

 

（もちろん私も含めて…）

 

 

 

その時になってからでは手遅れですが、「求められる人材で有り続ける」方法として、

 

今から将来のキャリア設計に目を向けて頂くことが重要かと思います。

 

 

 

中長期的な視点から、皆様のキャリア設計をサポートさせて頂ければと思います。

 

 

ご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、

 

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