ご存じだとは思いますが、育児休暇(正しくは育児休業らしい)
という制度があります。
【育児休業(いくじきゅうぎょう)とは、子を養育する労働者が
法律に基づいて取得できる休業のこと】
子が1歳に達するまでの間に取得することができ、1人の子に対して
一回取得することができます。
先日も、私が数年前に転職をサポートした
共働きの家庭を持つ男性の方から、
「4月から12月まで取りますよ!無休になりますし、男性がこんなに長期で
取得すると、ヘンに見られますが、私が風穴を開けていきますよ!」
と連絡をいただきました。
こうやって誰かが制度を使い倒して浸透させて行くべきですよね!!
さて、世間の目からは、男性がとりずらい育児休暇。
もし転職後に、奥さんが出産し、すぐに男性が育児休暇が取れるのか?
という疑問があります。
実はここには最大のハードルがありまして
「同一事業主に引き続き1年以上雇用されている」
ことが条件となっております。つまり、転職後一年以内は育児休暇を
取ることは基本的にはできません。
個別の企業ごとに、認める場合もありますが、ほとんどの会社は
上記を基本としております。
折角良い制度で、男性にも使えるように改善されたのに、
現段階では転職直後には使えないという課題があります。
一般的にはわざわざ男性が育児休暇を利用しないでも良いのでは?
と思う方も多いと思いますが、夫婦共働きのケースなどは
女性だけに負担をかけないことを考えると
男性の育児休暇取得は増えていかなければいけません。
経営者としては、入社直後に数か月~1年休まれては困ります。
その気持ちも正解です。
しかし、子供を作ることと、転職活動をすることを両方合わせて
計画的に行え!というもの、なかなか難しい話であることも事実です。
現段階では、労働者側としては、出産と転職時期を意識せざるを
得ない現状ですので、是非育児休暇を使う場合には十分
気を付けていただければ幸いです。
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