大手外資系の戦略コンサルティングファームでは、
ポテンシャル採用の場合、大抵ゼネラルな環境で鍛えられます。
金融業界のプロジェクトの次は自動車業界、組織戦略の次はM&A
といった感じで、様々なプロジェクトにアサインされます。
ですからインプットも大変でハードワークになるプロジェクトが多くなります。
コンサルタントのキャリアパスで良く聞かれるのが、
「コンサルタントはゼネラリストであるべきか、スペシャリストであるべきか」。
中長期のキャリアで考えると、正解は間違いなくスペシャリストです。
転職マーケットでは35歳以上の人は「何の専門家であるのか」を必ず見られます。
「何でも出来る人=何も出来ない人」と評価されることが多く、これはコンサルタント経験者も同様です。
例えば総合系のファームであれば、業界・サービスである程度ユニットが分かれていますので、
自ずと専門性が決まってくる(悪く言えば決められてしまう可能性もある)のですが、
戦略ファームの多くはマネージャークラスから専門性が決まってくることが多いです。
ですから、なるべくプロジェクトを選んでキャリア形成されたほうが良いです。
次のキャリアで事業会社を考えている戦略コンサルタントは特に。
業界やソリューションをどれだけ深く知っているか、がオファーに繋がります。
「専門性を磨きたい」という理由で、総合系ファームへ転職するコンサルタントが多いのも事実です。
一定期間適正を見つつ専門領域を決めていくのが戦略ファームの育成方法ですが、
より早い段階から専門家を育成するメリットは戦略ファームにとってもあるはずです。
人材の流出を防ぐと同時に、卒業生が事業会社へ転職しやすくなりますので、
その企業とリレーションが構築出来、営業に繋がるかもしれませんし。
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