退職活動の心得

皆様こんにちは。
アクシスコンサルティングの福原です。
 
 
見事志望する企業から内定を獲得し、入社を決められた場合、
 
次のステップは“退職活動”となります。
 
 
「次の転職先が決まり、ホッと一息つきたい」とお考えになる方も
 
多いかと思いますが、この“退職活動”には大きな落とし穴があり、
 
場合によっては内定が白紙になる可能性もゼロではありません。
 
 
 
本日は、このような事態に陥らないための注意点をご紹介します。
 
 
 
●不退転の決意で臨む
 
 最も重要なことは、「一度退職の話を切り出したら、後には引けない」という
 
 強い気持ちを持つこと。
 
 退職の意をお伝えされると、ほぼ100%の確率で引き止めがあります。
 
 現職にとって優秀な人材を手放すことはマイナスになりますし、
 
 視点を変えると、上長にとっては部下の退職は評価上マイナスに働くものです。
 
 各企業には、必ずと言っていいほど「引き止めのプロ」のような方がいるもの。
 
 「内定先の企業が貴方の入社をお待ちしている」ことを念頭に、強い決意を持って
 
 退職活動をスタートしてください。
 
 
 
●転職先や退職理由は詳細に伝えない
 
 意外と知られていないのがこちらのポイント。
 
 現職の上司や周りの社員からは、これらについて細かく質問があるかと思います。
 
 実は、これらを詳細に話せば話すほど、貴方の転職先への入社が遠ざかってしまいます。
 
 
 具体的に、過去の事例をご紹介します。
 
  ①退職理由について詳細に伝えたところ、「では、社内でその希望が叶えられる
 
   部署に異動させる」と言われ、説得方法が見当たらなくなってしまった。
 
 
  ②転職先を伝えたところ、その会社のネガティブな情報を様々な角度から聞かされた。
 
 
  ③転職先を伝えたところ、現職と仕事上で付き合いがあり、転職先に対して
 
   「社員を引き抜かないでくれ」とクレームを伝えられてしまい、結果内定が白紙になってしまった。
 
 
 
  ③については、転職という選択肢がなくなってしまいますが、
 
  ①・②についても、これに屈して現職に残られたとしても、
 
  現職から見ると「一度退職を考えた」という事実は、いつまでも消えずに残ってしまいます。
 
  
  そのため、そもそもこのような状況に陥らないように、
 
  転職先や退職理由は詳細には伝えないことをお薦めします。
 
 
 
  解答例としては、
  
   転職理由:「自身の目指す領域に携われるポジションでオファーが出ました」
 
   転職先:「詳細は引き継ぎを済ませ、退職日にお伝えします」とお話しされると無難です。
 
 
  折角の内定を無駄にしないことはもちろんですが、これまでお世話になった現職との
 
  関係性を壊すことがないよう、上記のポイントを抑え、退職活動を円滑に進めて頂ければと思います。
  
 

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