転職には判断基準と入社の判断材料が不可欠

皆様こんにちは。

「転職後のミスマッチが不安」

「業務に変化がなくてスキルアップにならないけど、今の会社は居心地が良いからそのままにしている」

上記のような理由で、転職活動を始めようか迷っている方は多いかもしれません。

そこで今回は、転職活動をすべきかどうかの判断に必要な基準と、内定獲得後に必要な入社の判断材料について解説します。

【目次】

  1. 転職すべきかの判断基準はキャリアにとってプラスになるか
  2. 転職するのがおすすめの人
  3. 転職活動後に入社すべきかの判断材料は早めに獲得
  4. 転職活動を始めたら早めに内定獲得後の判断材料を収集

転職すべきかの判断基準はキャリアにとってプラスになるか

転職すべきかの判断基準として考慮してほしいのは、キャリアにとってプラスになるかです。

迷われた際は、まずは“原点”に戻り、「そもそも、なぜ転職活動に興味を持ったのか」を振り返ってみるのがおすすめです。

・現職の年収が低い
・パワハラを受けている
・業務が単調でやりがいを感じられない

上記のような転職理由を挙げる方は多くいらっしゃいます。

ただこれらは人事担当者や上司に相談すれば、昇進や異動などで解決でき、わざわざ転職する必要がない場合もあるのです。

逆に、小規模な会社であるといった理由で、今後の昇進や異動が望めない場合は転職を考えてみても良いでしょう。

このまま現職を続けてもキャリアが良くなることはなく、そもそも働くことが苦痛になっているのであれば元も子もありません。

まずは「将来的にこうなりたい」というビジョンを思い描いてみてください。「ビジョンを実現させるのが、この会社では不可能」という判断に至った場合は、転職を検討しましょう。

逆に現職であろうとなかろうと、将来的なビジョンが思い浮かばない人は、いったん転職を保留にするのがおすすめです。

「なんとなく転職した方がいいかな」という中途半端な気持ちなら、転職後も同じ思考に陥り、転職をくり返す可能性があります。

転職をする「意味と価値」をどこに置くのかを整理しておくと、見るべきポイントが明確になるかと思います。ひとまずキャリアビジョンを思い描き、「現職で夢を実現できるかどうか」を判断基準にしましょう。

転職するのがおすすめの人

転職の判断基準がわかったところで、転職するのがおすすめの人の特徴を紹介します。

・明確にキャリアプランを作成できる
・キャリアの棚卸しができる
・自己分析したうえで適職がわかっている
・仕事が簡単すぎて「今のままでは成長できない」と感じる
・仕事に不満があっても職場のせいにせず現状改善に向けて動いたことがある
・ある程度のスキルを身に付けたためさらに上のスキルの習得意欲がある


上記の特徴にあてはまる人は、転職して高みを目指していくべきでしょう。逆に上記の特徴にあてはまらない人や、今の環境に満足している人は、転職しても新たな職場に不満を抱くかもしれません。

そもそも「前の会社の方が良かった」と他責思考になりがちな人は転職に不向きです。今一度自分が本当にやりたいことを考えて、転職エージェントといった第三者にも相談しながら、動くべき時を見極めましょう。

転職活動後に入社すべきかの判断材料は早めに獲得

転職活動中は現職と内定先を冷静に比較するはずですが、内定後に「この会社に入社すべきかの判断材料が不足している」ことに気づくかもしれません。

給与や残業時間、働き方などに不安が残り、入社すべきか迷ってしまう人は多くいます。しかし待遇面への質問は「自分の都合ばかりを意識した質問」と扱われ、選考で評価がマイナスになるため面接では聞けません。

このような不安が残っている状態なのであれば、入社してから後悔する可能性が高いため、内定辞退した方が良い場合もあります。

ただ、なかなか決断するのは難しいですよね。そこでおすすめなのが、内定獲得後、企業にオファー面談を依頼し再度情報収集することです。

転職活動は内定を獲得すれば終わりではありません。後悔のない選択をするために、内定後も主体的に動く必要があります。このタイミングが一番肝心です。

転職活動を始めたら早めに内定獲得後の判断材料を収集

さらにおすすめなのが「選考を通じて、より早い段階で必要な情報を収集する」こと。これを怠ると内定先から提示された回答期限までに、情報収集が間に合わず、第一志望企業を辞退することになるかもしれません。

オファー面談はあくまで保険と認識して、早めに転職エージェントから企業の待遇面や条件面の情報を得ておきましょう

必要な情報は事前にしっかりと収集し、先手を打った転職活動を行うことが重要です。実際に転職活動を始めたタイミングで、面接・説明会などを通じて、さまざまな角度から企業の特徴を見極めましょう。

実際に面接を受けてみると、良くも悪くも企業への志望度に変化が生じるもの。

「なぜこの企業への志望度が上がったのか(もしくは下がったのか)」
仮に志望度の変化を判断する情報が得られなかった際には、
「どんな情報が引き出せれば、志向とのすり合わせができ、志望度に変化をつけられるか」を、面接が終わった後に振り返ることも、ご自身の志向を整理するうえで有効です。

転職活動は時間・労力ともにかかるものなので、納得のできる活動となるよう、一歩先を意識して「段取り七分」のつもりで臨みましょう。

転職という人生のビックイベントを悔いのないものにするために、明確な判断基準と判断材料を持っておきたいものですね。

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【関連記事】「内定獲得後の回答期限は延長できる?企業選びにオファー面談を活用しよう!」

https://www.axc.ne.jp/ccc-reply-deadline

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今回の記事では、転職・入社の判断には「基準と材料」が不可欠であることについてお伝えしました。

キャリアでお悩みの方はぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。

 


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