こんにちは。
アクシスコンサルティングの福原です。
梅雨に入り、夏が待ち遠しい季節となりましたね。
この時期は体調を崩しやすいため、体調管理に気をつけて夏に備えたいものです。
さて、本日はコンサルティングファームの応募ポジションについてお話致します。
大手コンサルティングファームの場合、社内の組織体制は
『インダストリー』組織と『ソリューション』組織のマトリクス型をしているのが一般的です。
■インダストリー:製造、金融、エネルギー、公共、医療 など
■ソリューション:戦略、人事、会計、SCM、CRM、IT など
※例えば、『金融機関の戦略立案プロジェクト』が動き出すと、
インダストリー組織の“金融部門”から2名、ソリューション組織の“戦略部門”から3名が
アサインされ、計5名でプロジェクトメンバーを結成するといった流れになります。
コンサルティングファームでは、原則部門ごとに採用方針を定めており、
応募時には“応募企業”を決めるとともに“応募ポジション”を選択する必要があります。
そこで本日お伝えしたいポイントは、この“応募ポジション”の選び方。
例えば、ITに専門性を持つAさんの場合、各コンサルティングファームの
IT部門に応募すればよいかというと、必ずしもそうではありません。
もちろん、最も経験との親和性が高いのはIT部門でしょう。
しかし、『採用が順調で採用意欲が下がっている』、『今はシニアマネージャー以上の層しか採用していない』など、
その時その時で部門ごとの“募集要件”や“プロジェクトの受注状況”は異なります。
結果として、タイミングによって“採用熱”が異なるわけです。
一方、仮にAさんが主に金融業界向けにITサービスを提供していたとします。
応募企業の金融部門のニーズとして『ITに専門性を持った方の採用熱が高い』という状況があれば、
Aさんは迷わず金融部門で応募すべきです。
その方が、内定を獲得するチャンスが高くなるからです。
そして、もう1点お話したいことは、
ご自身の専門性を『インダストリー』と『ソリューション』で整理して頂くこと。
日々転職を希望される方とお会いしますが、多くの方が自身の専門性を
『ソリューション』のみで捉え、『インダストリー』の知見を意識されていないと感じます。
各業界には『業界の常識』というものがあり、これを経験の中で身につけていることは
ご自身の大きな“強み”です。
極端な話、これを意識して頂くことで応募ポジションが倍に広がる訳なので、
内定のチャンスが広がることは間違いありません。
是非、参考になさってみてください。
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