10/20発行　IT業界ニュース

10月前半のIT業界注目のニュースをピックアップしてお届けします。

ファミリーマートで日本郵便の通販荷物を受け取れるサービスを開始

ファミリーマートと日本郵便は、通販サイトから発送された日本郵便の取り扱い荷物を全国のファミリーマート店頭で受け取れるサービスを11月24日に開始すると発表しました。24時間365日受け取り可能です。

通販サイトでファミリーマートでの受け取りを選び、サイトから送信された「お問い合わせ番号」または「店頭受取番号」と「認証番号」を店内設置の「Famiポート」に入力し、申し込み券をレジで提示すると、荷物を受け取れる仕組み。

日本郵便はローソンやミニストップとはすでに提携しており、コンビニ受け取りをさらに拡充するかたちとなります。

http://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2015/00_honsha/1005_01_01.pdf

シャープが人型携帯電話「RoBoHoN」を来年発売

シャープは、モバイル型ロボット電話「RoBoHoN」（ロボホン）を2016年前半に発売すると発表しました。

二足歩行が可能なヒューマノイドロボットとしては極めて小型のサイズ(高さ約19.5cm)で、衣類のポケットや鞄などに入れて、屋外へも手軽に持ち運んで使用できます。

モバイル通信(LTE/3G)に対応し、音声通話をはじめ、メールやカメラ、液晶タッチパネルなど携帯電話の基本機能を搭載しているほか、新たに開発したフォーカスフリーの小型プロジェクターも搭載しており、写真や映像、地図などを壁や机などに投影することもできます。

https://robohon.com/special/

楽天技術研究所がスマホ連動のデジタルサイネージ「WallSHOP」を出展

楽天技術研究所が「CEATEC JAPAN 2015」にスマートフォンと連携し、商品詳細の確認・購入がその場でできるデジタルサイネージ「WallSHOP」などを出展しました。

QRコードを読み込むと、スマホと大型ディスプレイの両画面に丸いカーソルが出現。スマホ画面のカーソルを指で操作すると、ディスプレイ上のカーソルが連動して動き、好みの商品をタップしてスマホの画面上で商品ページが開ける仕組みです。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1510/07/news116.html

新マルチメディア放送サービス「i-dio」、エフエム東京などが来年3月から開始

地上アナログテレビ放送の終了で空いた周波数帯を再利用する「V-Lowマルチメディア放送」が来年3月に始まります。

愛称「i-dio」として福岡、東京、大阪でサービスを開始し、順次エリアを拡大、2019年度には世帯カバー率78.3%を目指します。

視聴は基本的に無料。受信機として、放送波をWi-Fiに変換するスマホ用の「Wi-Fiチューナー」、自治体向けに防災ラジオ「MeoSound VL1」を配布するほか、チューナー内蔵のSIMフリースマホ「i-dio Phone」も12月に発売予定。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1510/16/news067.html

Web上で契約作業を完結。「クラウドサイン」を弁護士ドットコムがリリース

日本最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」を運営する弁護士ドットコム株式会社が、日本初のWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」（CloudSign）の提供を開始しました。

紙と印鑑を使わずに、受発注書や秘密保持契約書などの契約をWeb上で完結できるサービス。利用者が契約書ファイルをアップロードし、契約者側がWeb上で内容を承認、必要事項を入力すれば契約締結となります。

無料プランは月間30件の契約まで。スタンダードプランは月額固定費用1万円、契約締結費用50円/件で、ユーザー数、契約締結件数が無制限で利用可能です。

https://corporate.bengo4.com/press/release/2307/